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【WBミニレポ】定例プログラム「キネピアノ」(作品:『バレエ・メカニック』)

大阪・天六のシネマパブ「ワイルドバンチ」で開催したイベントや定例プログラムの様子をお届けするレポート記事です。


機械が踊る?!サイレントトランスムービー、浴びる!
開催日:4月10日(土)

バレエ・メカニック1

ワイルドバンチでも何度か行われてきた”実験映画”のジャンルの中でも異色の作品!
写真家マン・レイの撮影協力の元に製作され、万華鏡を連想するようなシーンや、キュビズムなチャップリンなど、とにかく映像美を堪能できます。

楽士の鳥飼さんの演奏は、観客の誰もが生演奏であったことを忘れてしまうような、作品に寄り添う演奏が基本スタイル。しかし今回の演奏はピアノもしっかりとその存在を主張してきます。ピアノがいつもより主張を強めても、映像が全く負けないくらい力強いんです…!!強烈!!!
映像の力と音の力に圧倒されるというか、自分の意思無関係に惹き込まれてしまう…!そんなちょっぴり怖いような気分さえしてしまいます。
筆者は昔映像で見たバリ島の”ケチャ”にも同じような感覚がしたのですが、皆様はいかがでしょう?

とはいえ、観終わったあとにはとてもウットリ。圧倒されすぎて、お客様方も演奏後の拍手のタイミングを忘れてしまうという…。
たった16分がとんでもない満足感のする映画です。皆様一緒にトランスしましょう…!と『賭ケグルイ』のようなテンションで言ってしまいますね。

この作品はどうやら『戦場のメリークリスマス』で有名な坂本龍一さんが影響を受けたそうで、坂本さんの『Ballet mecanique』という曲は特に影響を受けて作曲されているようです。

『バレエ・メカニック』(1924)
時間:16分(※今回は短縮版です)
監督:フェルナン・レジェ
出演:アリス・ブラン(キキ)、フェルナン・レジェ、ダドリー・マーフィ

演奏:鳥飼りょう

文・Jsan

イベント詳細
■内容
「キネピアノ」は、大阪・天神橋筋六丁目のシネマパブ「ワイルドバンチ」の定例プログラムです。
オススメの短編サイレント映画を店内のスクリーンで上映し、それにサイレント映画専門の楽士がピアノの生演奏を添えます。

■日程・料金など
毎週水曜・土曜の夜に30分間開催。
料金はピアノチャージ500円+通常のドリンク料金。
予約不要です。

■場所
シネマパブ「ワイルドバンチ」
大阪市北区長柄中1-4-7-1F)

■サイト
「キネピアノ」(キネプレ内ページ)
「ワイルドバンチ」(キネプレ内ページ)