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2021年08月05日(木)掲載
設計図は頭の中、いつもギリギリまで仕上げたい―塚口ダンボール班の制作秘話に迫る[中編]
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兵庫県の塚口サンサン劇場で話題の「ダンボール班」。そのインタビューの中編です。
(前編はこちら

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ダンボール戦車を裏面から。存在感たっぷり。

――大きさや組み方は最初にだいたい決めるんですか?

「大体のサイズ感は最初の1カ月の時に決めちゃいます。それを後半の1カ月で大まかに作ってダンボール切って色塗って、乾かしている間に小物を切って作って、あとで組み立てて、という感じです」

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キャタピラはスポンジで

――設計図を描いたり、3Dソフトや製図ソフトを使ったりはしないんですか。

「実は、そんなのがある、というのを今回お客様たちに教えてもらったぐらいで……基本的には頭の中でイメージして、それをそのまま作っていく感じです。なので設計図とかもありません(笑)」

――設計図がないと人に作業をお願いするとき大変そうですね。

「そうなんですよね。だからダンボール班と言いながら、私が基本的には一人で作業を続けている感じです。もちろんほかの業務(映写など)もあるのでその合間に。でも作業が佳境になると、ほかのスタッフや戸村さんにも手伝ってもらうこともあります」

――外部の人には相談するんですか?

「スタッフ内で相談したり手伝ってもらったりはするんですが、外の人に聞くのは、負けかなと思ってるんで(笑)、自分たちで考えて、色々編み出していきます。うまくできた時はやっぱり楽しいですね」

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曲線がある輪郭が難しい

――使う道具はどんなものがありますか?

「一番活躍するのはグルーガン(樹脂を熱で溶かし、木材や布などに接着させる道具)ですね。グルーガンがなかったときは、両面テープとかで接着してたんですが、グルーガンを知って効率が上がりました。あとはホッチキスやボルトなども使ってるときもあります」

――そうやって、映画上映開始日に合わせて仕上げていく、と。

「でもギリギリまで、精度を上げたりしたくなるんです。完成がない作業というか、やろうと思えばどこまでもできるんで、いつも上映初日直前までギリギリになっちゃいますね。
でも戸村さんは途中で『もうこれでええんちゃう』って言ってきたり。いや、もうちょっと頑張らせてくれ、と思う時もあります(笑)」

(後編はこちら

詳細情報
■映画館
塚口サンサン劇場
尼崎市南塚口町2-1-1、TEL 06-6429-3581

■サイト
塚口サンサン劇場

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