青春描いたファンタジー『王様とボク』、心斎橋で上映中

やまだないとの人気コミックを映画化した『王様とボク』（84分、2012年）が、シネマート心斎橋で上映されている。10月12日（金）まで。

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原作は、『エロマラ』、『東京座』、『西荻夫婦』などを手がけた漫画家やまだないとさんの短編コミック。将来について悩む青年が、昏睡状態から12年ぶりに目覚めるも心は6歳のままだった友達と再会し、自分たちの過去と未来に思いをはせる、というストーリー。

『ブタがいた教室』などを手がけた前田哲さんが監督。監督は、10年間に渡って映画化を希望していたといい、今回原作者との共同脚本による実写化が実現した。
キャストには、「仮面ライダーW（ダブル）」の主人公を演じたことで注目された菅田将暉さん（本作が映画初主演）、ＮＨＫ連続テレビ小説「梅ちゃん先生」への出演やその他主演映画も控えている松坂桃李さん、『ヒミズ』でベネチア国際映画祭最優秀新人俳優賞に輝いた二階堂ふみさんといった、今注目される若手の実力派俳優が集結。みずみずしい青春を等身大で演じ、同世代や青春を過ごした人の共感を呼ぶ作品に仕上がっている。