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『鉄道員』など7作が銀幕に復活 梅田・京都で高倉健さん追悼上映

11月に死去した高倉健さんの出演作7作品がスクリーンによみがえる追悼上映会が、梅田ブルク7とT・ジョイ京都で12月27日(土)から実施される。料金1,000円。

鉄道員
(C)「鉄道員(ぽっぽや)」製作委員会

高倉健さんは、国民的人気を博した映画俳優。任侠映画の第一人者として一時代を築いたのち、『幸福の黄色いハンカチ』『鉄道員(ぽっぽや)』などの代表作に出演。戦後日本を代表する名優の一人となった。他にも『網走番外地』や『日本侠客伝』などのシリーズでも知られる。生涯に205本の映画に出演。2006年に文化功労者に選定、2013年に文化勲章を受賞。
11月10日(月)、悪性リンパ腫のため死去。83歳。遺作は降旗康男監督の『あなたへ』(2012年)。

今回、この国民的大スターの作品をもう一度スクリーンで鑑賞してもらおうと、東映系映画館で追悼上映が実施。12月頭からは東京での上映がスタートした。
関西では大阪の梅田ブルク7と、京都のT・ジョイ京都で開催される。

関西で上映されるのは計7作品。『網走番外地』(1965年)、『新網走番外地 嵐呼ぶダンプ仁義』(1972年)、『昭和残侠伝 唐獅子牡丹』(1966年)、『日本侠客伝 花と龍』(1969年)、『冬の華』(1978年)、『動乱』(1980年)、『鉄道員(ぽっぽや)』(1999年)。
うち『網走番外地』『日本侠客伝 花と龍』『昭和残侠伝 唐獅子牡丹』は梅田ブルク7で、『冬の華』『動乱』『新網走番外地 嵐呼ぶダンプ仁義』は・T・ジョイ京都で上映。代表作の一つ『鉄道員(ぽっぽや)』は、両館で上映される。観賞料金は一律1,000円。

嵐呼ぶ
「新網走番外地 嵐呼ぶダンプ仁義」(C)東映

上映期間は両館とも 12月27日(土)から2015年1月12日(月・祝)まで。各作品を4~5日間ずつ上映する。

詳細情報
■実施日程
・梅田ブルク7
 12月27日(土)~12月31日(水) 『網走番外地』
 1月1日(木)~1月4日(日) 『鉄道員』
 1月5日(月)~1月8日(木) 『日本侠客伝 花と龍』
 1月9日(金)~1月12日(月・祝) 『昭和残侠伝 唐獅子牡丹』

・T・ジョイ京都
 12月27日(土)~12月31日(水) 『冬の華』
 1月1日(木)~1月4日(日) 『動乱』
 1月5日(月)~1月8日(木) 『新網走番外地 嵐呼ぶダンプ仁義』
 1月9日(金)~1月12日(月・祝) 『鉄道員』

■料金
一律1,000円

■映画館
梅田ブルク7
大阪府大阪市北区梅田1-12-6E-MAビル7階、TEL 06-4795-7602

T・ジョイ京都
京都市南区西九条鳥居口町1番地イオンモールSakura館5階、TEL 075-692-2260

■サイト
梅田ブルク7
Tジョイ・京都
高倉健さんの死悼む 東映系映画館が献花台を1日限定設置