全米で観客賞総ナメの大ヒット作　『チョコレートドーナツ』関西へ

実話をもとにゲイカップルと少年の愛情を描き、アメリカの多くの映画祭で観客賞を受賞。東京公開開始時にも異例の動員を記録した話題作『チョコレートドーナツ』が、シネ・リーブル梅田、京都シネマ、シネ・リーブル神戸で公開される。

(C)2012 FAMLEEFILM, LLC

「『チョコレートドーナツ』をイラストレビュー／ペンギンシネマ放談 vol.04」

『チョコレートドーナツ』（2012年、97分）は、アメリカの映画作品。アンジェリーナ・ジョリーがアカデミー助演女優賞を受賞した『17歳のカルテ』（2000年）に出演していたトラヴィス・ファイン監督がメガホンを取り、極上のヒューマンドラマに仕上げた。

題材は、1970年代のアメリカでの実話。同性愛に対する偏見や差別が色濃く存在したこの時代に、ショーダンサーと弁護士のゲイカップルと、母親に育児放棄されたダウン症の少年の3人が、家族のように寄り添って暮らすさまを描いている。

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アメリカの映画祭で上映されるや否や、多くの反響を呼んだ同作。シアトル映画祭やシカゴ国際映画祭、トライペッカ映画祭、キーウェスト映画祭、ウッドストック映画祭などで観客賞に輝いた。
4月19日（土）からは日本公開もスタート。シネスイッチ銀座では初日全回で満席に、2日間で観客動員2674人、興行収入408万5600円を記録するヒット作品となった。
これは2013年に公開された人気ヒューマンドラマ『クロワッサンで朝食を』を上回る記録で、とくに初日満席は2006年の『かもめ食堂』以来だという。

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映画『チョコレートドーナツ』は、シネ・リーブル梅田と京都シネマで5月10日（土）から、シネ・リーブル神戸で5月24日（土）から、テアトル梅田、塚口サンサン劇場、宝塚のシネ・ピピアで7月19日（土）から、京都みなみ会館で8月23日（土）からそれぞれ上映予定。

全米を感動させた今年最大級の話題作。
ぜひ劇場で、その「愛」を目撃したい。

「『チョコレートドーナツ』をイラストレビュー／ペンギンシネマ放談 vol.04」