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熱気に満ちた10日間 大阪アジアン映画祭が閉幕

3月8日(金)から10日間にわたって開催された「第8回大阪アジアン映画祭」が、3月17日(日)に閉幕。クロージングセレモニーで、グランプリなど各賞の受賞結果が発表された。


クロージングセレモニーの様子(※大阪アジアン映画祭提供)

大阪アジアン映画祭は、アジアの優秀な映画作品を多くの人に観てもらおうと、毎年この時期に実施されている一大映画イベント。今年は3月8日(金)から梅田ブルク7、梅田ガーデンシネマ、シネ・ヌーヴォ、第七藝術劇場などで開催されていた。

最終日となる3月17日(日)には、梅田ブルク7でクロージングイベントを実施。クロージングセレモニーが催されたのちに、『二重露光〜Double Xposure〜』(2012年、リー・ユー監督)が上映された。
クロージングセレモニーでは、グランプリをはじめとする各賞の受賞結果を発表。グランプリ(最優秀作品賞)に、中国のリー・シンマン監督作『親愛』 が選ぱれ、多くの拍手で祝福された。
その他、「来るべき才能賞」には『ポーとミーのチャチャ』主演女優のホアン・ペイジアさん、「スペシャル・メンション」には『日本の悲劇』主演俳優の仲代達矢さん、「ABC賞」には『ポーとミーのチャチャ』、「観客賞」には『恋の紫煙2』がそれぞれ選出された。

その後、審査委員を代表しアジアン映画祭プログラムディレクターのゾーイ・チェンさんがあいさつ。「今回上映された作品どれもが素晴らしい魅力を持っており、審査がとても難しかった。元気で多彩なアジア映画の勢いを実感できたことをうれしく思う」と話した。

大阪に根付いてきたアジア映画の一大イベント「大阪アジアン映画祭」。ぜひ来年以降も、より多くの映画ファンに良作を届けてもらうことを期待したい。

■サイト
「第8回アジアン映画祭」公式サイト
http://www.oaff.jp/2013/
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