『眠狂四郎』シリーズなどで絶大な人気を博した二枚目俳優・市川雷蔵の作品を一挙に上映する「市川雷蔵映画祭2013」が、京都みなみ会館で実施される。
二枚目俳優の活躍が銀幕によみがえる。
市川雷蔵は、1931年生まれの俳優。歌舞伎役者としてスタートし、1954年の映画俳優への転身以降は、「戦後の銀幕二枚目スター」の一人として、多くの観客から人気を博した。ニヒルな性格と“円月殺法”で有名な『眠狂四郎』シリーズなどでヒットを飛ばし、勝新太郎とともに「大映の二枚看板」として活躍。1969年7月17日に死去。
京都みなみ会館では、毎年のこの命日に合わせて、特集上映を企画してきた。
『眠狂四郎 殺法帖』(C)1963角川書店 |
『忍びの者 霧隠才蔵』(C)1964角川書店 |
今回の「市川雷蔵映画祭2013」では、13作品を上映。今年は『眠狂四郎』誕生からちょうど50周年の節目とあり、同シリーズの第1作から第4作までが一堂に集結する。
また、市川雷蔵が存在感のある脇役をつとめた作品をチョイスした大映映画特集や、「忍びの者・霧隠才蔵」シリーズもあわせて上映されるほか、市川雷蔵の遺作となった『博徒一代 血祭り不動』の7月15日(月)上映時には、同作の脚本家・高田宏治さんがトークショーを行う。
『博徒一代 血祭り不動』(C)1969角川書店 |
「市川雷蔵映画祭2013」は、7月13日(土)から23日(火)まで、京都みなみ会館で開催予定。
昭和のイケメンスターの八面六臂の活躍を、ぜひスクリーンで。
詳細情報 |
開催日程 | 7月13日(土)~23日(火) |
料金 |
当日1回券 一般1,300円、学生・シニア・会員1,000円 当日3回券 3,000円 その他割引などは京都みなみ会館のサイトで。 |
映画館 |
京都みなみ会館 (京都市南区西九条東比永城町79、TEL 075-661-3993) |
サイト |
市川雷蔵映画祭2013 http://kyoto-minamikaikan.jp/archives/11072 京都みなみ会館 http://kyoto-minamikaikan.jp/ |