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映画を観るという行為とは!?(テアトル梅田)

テアトル梅田からの寄稿です)

「一番好きな映画は何ですか?」

こう質問をされて「え~?一番なんて選べないよ!」と思う方もおられるでしょう。面白い作品、素晴らしい作品はたくさんあります。
僕もテアトル梅田で出会った作品だけでも『ギャラクシー★クエスト』『チアーズ!』『ピンポン』『キック・アス』『アメリ』『トレインスポッティング』『ムトゥ 踊るマハラジャ』『スクリーム』『鮫肌男と桃尻女』など、どれも面白かった作品ばかり。
DVDや他の映画館で観たチャップリンの『街の灯』は笑って泣ける世紀の大傑作だと思いますし、ジーン・ケリーの『雨に唄えば』にはその芸術性の高さに唸らされました。
ですから、そんな無数の好きな作品の中からどれか一つを選ぶのは無理!という気持ちもよーく分かります。それでも僕は最近この質問をBARとかお店とか色んな場所でするようにしています。

なぜかは後でご説明するとして、まずは皆さんの反応から。
すぐ答えてくれる方もおられますが、やはり答えに窮する方もおられます。そういった方には、件の質問の後に「誰が何と言おうと、誰に何を言われようと」という言葉を付け加えます。
まさにマイ・ベスト1。そうすると、すっとタイトルが出てくるケースが多いように思います。

≪みんなのマイ・ベスト1≫
『ゴッドファーザー』『アメリカン・グラフィティ』『耳をすませば』『望郷』『カサブランカ』『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』『黒猫・白猫』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『サウンド・オブ・ミュージック』など多数。<順不同>
※ちなみに僕の一番好きな映画は松田優作主演の『野獣死すべし』です。

では、なぜそんな質問をあちこちでしているのかと言いますと、その方の人となり・趣味・趣向が分るからです。またお店の方との会話が弾むからです。
その作品が僕も観たことのある作品なら大いに盛り上がりますし、観たことない作品なら素直にその魅力を教えてもらいます。どちらにしても答えて下さる方の表情は生き生きとして本当に楽しそうに語ってくれます。
それらを聞くのはとても楽しいですし、まだ観ていない作品は断然観たくなります。

ならば、そこで教えてもらった作品を観るにはどうすればよいのか。レンタル(セル)DVDいう手もありますが、近隣のお店に品揃えが無かったり未DVD化だったりしてレンタル店に全ての作品が揃っているとは限りません。
更に、どうせなら映画館で観たいなあと思うこの僕の気持ちは、キネプレ読者の皆様ならお分かりいただけるかと思います。

で、最後にやっと本題。(ちょっと強引ですが)
そんな名作たちを映画館で観ていただける機会をテアトル梅田で設けました。
題して『TSUTAYA 発掘良品映画祭』。
当館が23周年を迎える4/19(金)から8日間の限定企画で、上映作品は以下の6作品。
□カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリ受賞『ジョニーは戦場へ行った』
□カンヌ国際映画祭パルムドール受賞『アンダーグラウンド』
□全米批評家協会賞監督賞/撮影賞受賞『暗殺の森』
□セザール賞外国映画賞受賞『バグダッド・カフェ』
□ショーン・コネリー、エド・ハリス他、豪華出演陣による『理由』
□アキ・カウリスマキ監督の優しさに溢れた『ル・アーヴルの靴みがき』
※4/20(土)10:00『ル・アーヴルの靴みがき』上映後には浜村淳さんによるトークショーを予定。


『アンダーグラウンド』

『暗殺の森』

まだ観てない方はもちろん、観たことある方も年齢を重ねてから観ると新たな発見があるかもしれません。是非お越し下さい。
皆様のご来場をお待ちしております。

「TSUTAYA発掘良品映画祭」
http://www.ttcg.jp/theatre_umeda/topics/detail/20218
復刻の名作が銀幕に 梅田でTSUTAYA発掘良品映画祭【キネプレニュース】
http://www.cinepre.biz/?p=5075