銀幕によみがえるロック　京都でジョー・ストラマー特集

「ザ・クラッシュ」のボーカルとしても知られるロックミュージシャン、ジョー・ストラマーの命日にあわせて、彼が出演した2作品を特別ライブとともに上映するイベントが、京都みなみ会館で催される。12月26日（水）から28日（金）まで。

ロックの一時代を築いた男が、スクリーンに華々しくよみがえる。

ジョー・ストラマーは、「ザ・クラッシュ」のボーカリストとして有名なロックミュージシャン。ソロ活動時には、映画作品に楽曲を提供するほか、ジム・ジャームッシュ監督やアキ・カウリスマキ監督らの映画への出演も果たしている。「ロックの殿堂」入りを間近に控えた2002年12月に逝去。
今年は10周忌にあたるとともに、生誕60周年、また「ザ・クラッシュ」結成から35年目となる。それを記念し、京都みなみ会館で上映されるのは、彼が本格的な俳優デビューを飾った『ストレート・トゥ・ヘル』（1987年、82分）と、彼が晩年に結成した「メスカレロス」での活動をおさめたドキュメンタリー『レッツ・ロック・アゲイン！』（2004年、67分）の2本。
また、それぞれの上映後には、「TOKYO NO.1 SOUL SET」の渡辺俊美さん、「勝手にしやがれ」の武藤昭平さんが登場し、特別ライブを披露する。