映像作品などの新しい楽しみ方や視点を提供する「一般批評学会」が、大阪・十三のシアターセブンで9月25日(金)夜、「金曜日の試写会」を開催。みんなの旅の写真をもちよって映画館のスクリーンで鑑賞する。
一般批評学会は、2011年に関西で活動をスタートした有志クループ。作品を観賞したあと、自由な発想で感想を言い合い、作品を下敷きにしながら新たなコミュニケーションを生み出すことを目指している。
その実践として、たとえば映像鑑賞後に作品をテーマにして会話をするための「メソッド」と呼ぶ様々なルールを考案。「その映像作品の監督になりきって観客からの質問に答える」「初対面の男女という設定でその映像について感想を言い合う」など、一見ユニークな手法で、映像単体ではなくその周辺の話題を巻き込みながら、観客同士の人生や性格までが浮き上がってくるような会話を生み出す。
主宰する岩淵拓郎さんは「批評というのは難しい話ではなく、もっとみんながやっていることだよね、ということを広めていきたい」と話す。
過去にも定期的にシアターセブンのスクリーンを使い、様々なイベントを行ってきた同団体だが、今回はタイトルをあらたに「金曜日の試写会」にリニューアル。第一弾として、「旅行」をテーマに、今年の夏にいろんな人が旅をして撮影した写真をスクリーンに上映。他人の旅を追体験しながら共有するという、映画館としては珍しい試みをする。
同イベントの紹介ページでは「クーラー効いた部屋でネットばっかやってたあなたも、きっと次の休みには旅に出たくなりますよ。会社や学校の帰りに、ぜひ遊びに来てください。美味しいビールを冷やしてお待ちしています」と呼びかけている。
一般批評学会の「金曜日の試写会#1 〜旅の写真をスクリーンで見て話す」は、9月25日(金)に大阪・十三のシアターセブンで開催。19時開場、19時15分よりスタート。入場料1,000円+1ドリンク。
詳細情報 |
■応募〆切 9月25日(金) 19時開場、19時15分スタート ■料金 ■開催会場 ■サイト |