「映画の街」として知られた京都・太秦で製作された14本の映画を一挙上映する「第1回うずまさ映画祭ー太秦の歴史・現在・未来ー」が、9月5日(土)から京都みなみ会館でスタートする。
撮影所が隆盛していた京都の太秦は、かつて「映画の街」として知られ、「東洋のハリウッド」とも呼ばれた場所。その伝統の技術を知りながら、近年は若者向け時代劇が製作されている潮流も合わせて、その歴史を学ぶ特集上映がスタートする。
上映作は、太秦で撮影された映画14作品。太秦の議員らの呼びかけで製作された『鬼神剣サキ』(2014年、102分)や織田作之助の脚本を映画化した『あのひと』(2014年、87分)、さらに『忠次旅日記』(1927年、111分)『一殺多生剣』(1929年、30分)などの戦前のサイレント映画を復元したもの、『羅生門』(1950年、88分)『柳生一族の陰謀』(1978年、130分)といった巨匠の作品、『カントリーガール』(2010年、70分)、『太秦ライムライト』(2013年、104分)などの近年の作品などが集結した。
「この映画祭が、太秦を再び黄金時代へと導くきっかけになればと願ってます」という担当者。
「第1回うずまさ映画祭ー太秦の歴史・現在・未来ー」は、9月5日(土)から18日(金)まで、京都みなみ会館で開催予定。
詳細情報 |
■開催日程 9月5日(土)~18日(金) ■料金 ・前売 ■映画館 ■サイト |