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貝塚の精肉店描いた人気ドキュメンタリー、3たび関西で上映へ

貝塚市の精肉店一家を取材した人気ドキュメンタリー映画『ある精肉店のはなし』が、三度関西へ。ユナイテッド・シネマ岸和田で2週間公開されるほか、第七藝術劇場・立誠シネマでも上映される。

精肉店
映画『ある精肉店のはなし』より

『ある精肉店のはなし』(2013年、108分)は、大阪府貝塚市で代々続く北出精肉店と、その一家のある1年間に密着したドキュメンタリー映画。牛を解体し、肉を切り分け、なめした皮で太鼓を貼り替える作業を描きながら、精肉店一家が受けてきた差別、動物の命への向き合い方、仕事に対する誇りなどを描いている。
まず最初、山形国際ドキュメンタリー映画祭や釜山国際映画祭に出品され大きな反響を呼んだ同作。その後日本公開。SNSやネット上の感想投稿サイトでも好意的な感想が並んだほか、テレビや新聞など多数メディアでも取り上げられ、人気作となった。
関西では、大阪の第七藝術劇場で2013年12月より上映開始。神戸アートビレッジセンター、京都シネマでも順次公開され、人気となったことから、第七藝術劇場では2月からの再上映を決定。1回目と2回目の空いた期間は、おなじく十三のシアターセブンで1カ月間上映され、十三で計3カ月のロングランとなった。
なお、東京のポレポレ東中野での上映は、半年間に及んだ。

精肉店2
映画『ある精肉店のはなし』より

ユナイテッド・シネマ岸和田では、今年の2月に2日間だけの特別上映が行われていたが、今回は6月14日(土)から6月27日(金)までの2週間上映。ミニシアターでの人気の高さが、シネコンにまで届いた形だ。岸和田は作品の舞台となった貝塚市の隣市であり、また同作の中でも触れられていることから、ゆかりのある場所での上映となる。

また、一週間遅れて大阪の第七藝術劇場と京都の立誠シネマで、それぞれ6月21日(土)から7月4日(金)まで上映される。第七藝術劇場は通算3度目の上映となり、こちらも人気の高さをうかがわせる。

「いのち」と向き合い、ふだんドキュメンタリーになじみのない人たちにも大きな反響を呼んだ同作。
観逃していた人は、ぜひこの機会に。

予告編

詳細情報
上映日程 ユナイテッド・シネマ岸和田
 6月14日(土)~6月27日(金)

第七藝術劇場
 6月21日(土)~7月4日(金)

立誠シネマ
 6月21日(土)~7月4日(金)

映画館 ユナイテッド・シネマ岸和田
大阪府岸和田市港緑町3-1岸和田カンカン ベイサイドモールWEST3F、TEL 072-437-9250)

第七藝術劇場
大阪市淀川区十三本町1-7-27サンポードシティ6F、TEL 06-6302-2073)

立誠シネマプロジェクト
京都市中京区備前島町310-2元・立誠小学校南校舎3F、TEL 080-3842-5398)

サイト 『ある精肉店のはなし』公式サイト
http://www.seinikuten-eiga.com/
ユナイテッド・シネマ岸和田
http://www.unitedcinemas.jp/kishiwada/
第七藝術劇場
http://www.nanagei.com/
立誠シネマプロジェクト
http://risseicinema.com/
貝塚市の精肉店一家に密着 『ある精肉店のはなし』関西で上映へ[ニュース]
http://www.cinepre.biz/archives/8234