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7月に祇園で野外映画祭 30秒CMを募集

京都で7月15日に開催される「祇園天幕映画祭」が、30秒のCMを募集する「祇園CMアワード」を実施している。運営は祇園商店街振興組合と映画製作上映団体「月世界旅行社」。


風情あふれる祇園の街で映画イベント

「祇園天幕映画祭」は、2007年にスタート。「祇園地域における人の流れを作ろう」という意図から、京都造形芸術大学教授・林海象監督(『私立探偵 濱マイク』シリーズなど)の協力のもと企画された。
今年からは、同大学内で結成した映画製作上映団体「月世界旅行社」が企画運営に参加。同グループは自主映画の「巡業上映」などのユニークな企画から、他の上映会との積極的な提携、また「マチヤ映画夜行」という定期上映会など、映画上映イベントに精力的に取り組んでいる。

今回同グループが参加し、「より魅力的な映画祭になるよう企画を見なおした」という。その一環として「祇園CMアワード」を実施。「祇園という地域は外からどう見られているのか」という疑問からスタートし、「映画・映像の製作者にCMを作ってもらう」ことを企画した。


昨年の祇園天幕映画祭の様子

担当者は「『祇園』とはどのような街か、と聞かれても、一言で言い表せないのが事実。古い歴史を持ち、不思議な魅力に包まれるそんな『祇園』という街を、それぞれの表現方法でCMにしてください」と呼びかける。時間は30秒。応募された作品はYouTubeの専門チャンネルにアップロードするほか、優秀作は「祇園天幕映画祭」当日に野外上映される。
担当者は「祇園祭の参拝客や世界中の人々が見て、『祇園』に親しみを持っていただけるような作品を作ってください」とも話している。
募集期間は7月4日(水)まで。詳細は以下を参照。

ちなみに6月27日(水)には、四条通・花見小路通でCM用のロケを行うことも可能。
希望者は6月25日(月)までに、撮影計画書を制作して申し込むこと。

■募集内容
あなたなりの「祇園」のイメージを30秒のCMとして表現してください。
表現方法(実写、アニメなど)は一切問いません。
CMで用いる言語が日本語以外の場合は日本語字幕をつけてください。

■締切
2012年7月4日(水)

■応募方法
以下の2種類を制作
 ・YoTubeアップロード用の本編30秒
 ・祇園天幕映画祭上映用の本編30秒+前後に黒み5秒ずつ
上記データを「GigaFile便」でメールする。
詳しくはこちら(Facebookページ)

■各賞
最優秀賞(1作品) 1万円+祇園でお茶屋体験
優秀賞(2作品) 5,000円+祇園商店街詰め合わせ
審査員特別賞(2作品) 鯖寿司1本
観客賞(1作品) ビール1ケース

■サイト
祇園天幕映画祭(Facebookページ)
http://www.facebook.com/giontenmaku
月世界旅行社
http://gessekai-ryokousya.com/
月世界旅行社(Facebookページ)
http://www.facebook.com/gessekairyokousya