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映画×音楽の新潮流「MOOSIC LAB」が関西上陸

6月23日(土)から京都みなみ会館をはじめとする関西のミニシアターで、映画と音楽がコラボした「MOOSIC LAB 2012」がスタートする。


6月23日から「MOOSIC LAB 2012」が関西上陸

「MOOSIC LAB」(ムージック・ラボ)は、2011年2月に始まった、“音楽と映画”のコラボレーション企画。「MUSIC」と「MOVIE」を合わせた造語として「MOOSIC」と名付けられた。今回はその第2回となる。
6月2日(土)より名古屋のシネマスコーレでスタート。その後新潟のシネ・ウインドでも6月9日(土)に開幕した。
関西では、6月23日(土)から7月6日(金)まで京都みなみ会館で、その後を追うように大阪・神戸でも同時開催される。

今回は新進気鋭の若手映画監督と、同じく若手のミュージシャンたちがコラボ。
新作競作部門の「MOOSIC PRODUCTS!」では新鋭監督らが手がけた、楽曲やミュージシャンそのものをモチーフにした映画12作品が集結。ジャンルはドラマ、ドキュメンタリー、アニメーションなど多岐にわたる。その他、特別招待作品枠「MOOSIC EYE」の上映や関連ライブなども行われる。

初日の6月23日(土)には、上映作品の一つ『恋はパレードのように』の天野千尋監督、脚本の森下くるみさん、音楽兼出演の平賀さち枝さん、出演者の清瀬やえこさんが舞台あいさつ。平賀さち枝さんのミニライブも披露される。
6月24日(日)、7月1日(日)も、上映後に同日の上映作品参加のアーティスト・松野泉さんや大森靖子さんのミニライブを予定している。

今回の「MOOSIC LAB 2012」について、宣伝を担当する田辺ユウキさんは「高次元で実力が拮抗する次世代監督の作品が勢揃いしているところがポイント」と太鼓判。「『MOOSIC LAB』の一番のコンセプトである“音楽”という点では、『労働者階級の悪役』の松野泉、『サマーセール』の大森靖子を男女のベストミュージシャンに挙げたい」とも話している。

その他、大阪・十三のシアターセブン、神戸の元町映画館でも、6月30日(土)からスタート。この2館についての情報は、追ってキネプレで詳しく掲載していく。

音楽と映画という二大ジャンルの共演であり、競演。垣根を取っ払った新しい動きに、注目したい。

■開催日時
6月23日(土)~7月6日(金)

詳しい上映日程は京都みなみ会館の特設ページ

■料金
一般1,300円、学生・会員1,000円
3プログラム券 3,000円(京都・神戸・大阪三会場共通)

※6月23日(土)のみ特別料金、2作品2,000円均一

■上映場所
京都みなみ会館
(京都市南区西九条東比永城町79、TEL 075-661-3993)

■サイト
MOOSIC LAB 2012
http://www.moosic-lab.com/
京都みなみ会館
http://kyoto-minamikaikan.jp/

■予告編

■一部作品画像


『恋はパレードのように』(50分) 天野千尋×平賀さち枝

『労働者階級の悪役』(65分) 平波亘×松野泉&見汐麻衣

『サマーセール』(45分) 岩淵弘樹×大森靖子