現在上映中の『武器人間』に合わせて、元町映画館で12月25日（水）にトークイベント「狂科学者の夜～狂科学者の人体改造報告書～」が開催。夢人塔の浅尾典彦さんが、マッドサイエンティストや改造人間についてのトークを行った。
 夢人塔の浅尾さん（写真左）と元町映画館のスタッフ |
『武器人間』（2013年、84分）は、第2次世界大戦末期が舞台のアクションホラー映画。フランケンシュタイン博士の末裔が、ドイツの占領地で秘密裏に作りつづけている「武器人間」をめぐる作品となっている。
 『武器人間』(c) 2013 MPI MEDIA GROUP |
本作の上映に合わせて、カルト映画・SF映画に造詣が深い浅尾さんがトークショーを実施。「狂科学者の夜～狂科学者の人体改造報告書～」と題し、フランケンシュタイン博士の誕生から、世界的にヒットした映画『フランケンシュタイン』（1931年）をはじめとする映画作品の歴史をひもといた。
ほかにも、狂科学者や改造人間の例として、「ジキル博士とハイド氏」「透明人間」「ハエ男」などを引き合いに出しながら、「人間を改造することに執念を燃やす狂科学者たち」を親しみをこめて紹介。分かりやすい解説に、多くの観客が聞き入っていた。
 スクリーンを使いながら解説 |
さらには、古今東西の様々な「改造人間もの」の作品の予告編や紹介ムービーを特別に上映。解説やツッコミを入れながらの紹介に、劇場からは笑い声が巻き起こっていた。
最後には、特典ポスターやポストカードなどをかけたじゃんけん大会を実施。目当ての賞品を目指す参加者たちで、会場は熱気にあふれた。全ての人に何かしらのプレゼントが行きわたる、ぜいたくな催しとなった。
 プレゼントをかけてじゃんけん。 |
『武器人間』は、元町映画館で1月1日（水）～3日（金）まで上映。京都みなみ会館では、12月31日（火）、1月1日（水）の休館日をのぞき1月10日（金）まで上映されているほか、1月4日（土）には同じく浅尾さんのトークショーと、『悪魔の植物人間』（1972年、92分）の上映を行う。
■サイト
『武器人間』公式サイト
http://bukiningen.com/
元町映画館
http://www.motoei.com/
京都みなみ会館
http://kyoto-minamikaikan.jp/
『武器人間』関西で上映へ 神戸・京都で「狂科学者愛」語る催し 【ニュース】
http://www.cinepre.biz/?p=8819
