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大阪で「自主映画で戦う人のための」ワークショップ

京都と大阪で映画制作の講師をつとめる西尾孔志さんが、「自主で戦う映画ワークショップ」の受講生を募集している。場所は大阪、6月24日(日)開講、11月前半まで。

西尾孔志さんは現在、芸術大学と映画専門学校で講師をつとめている。過去には、大阪市の若手育成事業の「シネアスト・オーガニゼーション・大阪」(通称・CO2)の企画運営ディレクターとして4年間従事。若手監督たちを作品制作の段階からサポートし、完成作品の半数以上が国内外の映画祭で上映されている。

今回開講を決意したのは、西尾さんが「自主映画の監督たちが1人で抱え込んでいるから打開できないのではないか」と疑問をいだいたことから。「監督志望者の教育は、各生徒の感性や才能に任せてるだけのところが多い」現状に対し、映画制作上のポイントを学び訓練することで突破しようという思いでスタートするという。

同講座では、通常の映画制作ワークショップのような撮影・編集などの技術講座ではなく、「映画の企画・シナリオから上映・宣伝まで」を見すえた活動をサポートする。対象は、映画を作っている人、作りたいと考えている人。まず国内外の映画賞を受賞できるような映画作りを目指す、「プロデュース型のワークショップ」(同)となる。

隔週日曜日に3時間の講義で、映画分析から企画・シナリオ・宣伝・上映までを学ぶ。またあわせて月2回以上、作品制作に関する個別相談の時間を設け、現状を分析した上での問題点の指摘や改善策の提案を行う。

西尾さんは「自主映画から、先の未来が見えていますか?」と呼びかける。「自主映画はブームのように大量に作られているが、商業に踏み出せるのはごくわずか。自主作品に足りない『何か』を見つけ、将来へのパスポートとなるような映画を作りましょう」とも。

■受講対象
映画を作りたい人、作っている人

■講義期間
2012年6月24日(日)から11月前半まで
平均月2回の講義+月2回以上の個別相談

■日時
○講義 隔週日曜日18:30~21:30
○個別相談 各受講生の都合に合わせて月2回以上

■受講料
一カ月8,000円(通常5ヶ月間)

■場所
東成区民センター
(大阪市東成区大今里西3-2-17)
地下鉄「今里」駅から徒歩3分、JR・近鉄「鶴橋」駅から徒歩15分。

■応募・問い合わせ
問い合わせ先
damdamtuushin@hotmail.com(西尾孔志)まで
・件名
 ワークショップ受講希望
・本文
 氏名/年齢/住所/電話番号
 簡単な経歴/ワークショップへの応募動機
を書いて送信する。
質問なども上記のメールアドレスで受け付ける。

詳細は、こちらをクリック。(pdfが拡大表示されます)