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中崎町で女性監督の「桃まつり」が開催中

大阪・中崎町のミニシアター「プラネットプラスワン」で、5月26日、女性監督の短編作品を集めた上映フェス「桃まつり すき」が始まった。


女性監督たちの上映フェス「桃まつり」が開催中

同フェスは、2007年に始動。最初のテーマは「真夜中の宴」と題し開催。2009年に「Kiss!」、2010年に「うそ」をテーマに東京・大阪などで上映を行ってきた。今回のテーマに設定したのは「すき」。女性監督ならではの視点で描く「すき」を主眼に置き、さまざまな「すき」を感じ取ってもらうのが狙いだ。

今回は3月に東京のミニシアター、ユーロスペース渋谷で行われた上映フェス(1200人が来場)に続く第2弾。以前まで大阪上映を行っていた場所、中崎町の「PLANET+1 」(プラネットプラスワン)での開催となる。上映作品は9作品。1回の上映で3作品を流し、それを3グループに分けてローテーションしていくシステム。それ以外にも監督の過去作やジャン=リュック・ゴダール監督らの「ヌーヴェルバーグ」(1950年代に起こったフランスの映画運動)作品の上映、また監督らのトークショーなど、特集イベントも実施している。

詳細なプログラム、作品紹介はこちらの記事を参照。
また、各監督からキネプレにメッセージも。


「桃まつり」が行われている中崎町の「プラネットプラスワン」

イベント最初の週末となる5月27日(日)には、竹本直美さん、熊谷まどかさん、星崎久美子さん、佐藤麻衣子さんが登壇。来場者にあいさつし、「ぜひ楽しんでください」と呼びかけた。

キネプレの取材には、それぞれが今回のイベントに対する意気込みを語ってくれた。
佐藤さんは「大阪でも楽しみにしてくれている人が増えてきました。今年は節目の年になっていると思います」、星崎さんは「大阪のまったく知らない人に私の映画を見てほしい。それでいろんな感想をいだいてもらえるのを楽しみにしています」、熊谷さんは「エンターテインメントな作品に仕上がっているので、ぜひ楽しんでもらいたい」、竹本さんは「『すき』というテーマで、とても女性らしい作品になっていると思います。例年にないテイストだと思うので、ぜひ見てほしいですね」と話した。



それぞれの作品の見どころについて語る女性監督たち

今回の「桃まつり すき」の開催日程は、5月26日(土)~6月8日(金)。
女性ならではの見線で描かれたそれぞれの作品を堪能したい。

■日程
5月26日(土)~6月8日(金)

■会場
「PLANET+1 」(プラネットプラスワン)
(大阪市北区中崎町2丁目3-12パイロットビル2F(中崎第2ビル) 、TEL 06-6377-0023)

■料金
□通常上映<壱・弐・参のすき>
・当日
1回券一般1,000円/会員・学生800円
3回券一般2,400円/会員・学生2,000円

□特集イベント
・特集上映 均一800円
・特集&トーク 本上映半券定時で無料

■サイト
「PLANET+1 」(プラネットプラスワン)
http://www.planetplusone.com/
「桃まつり」公式サイト
http://www.momomatsuri.com/
【キネプレ記事】中崎町に女性監督たちの「桃まつり」
http://www.cinepre.biz/?p=491
【キネプレ記事】女性監督たちからキネプレ、そして大阪の人たちにメッセージ!
http://www.cinepre.biz/?p=452
【キネプレ記事】「桃まつり」詳細プログラムのお知らせです。
http://www.cinepre.biz/?p=562

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