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観てから食べるか、食べてから観るか。のシネマ週間(シネ・ピピア)

シネ・ピピアからの寄稿です)

屋山

先日、デジタル化工事を実施し休館した際に、スタッフで大掃除をしました。まとまった掃除はシネ・ピピアが開館して以来十数年ぶりです。外から見ても、あまり変わってないかもしれませんが、中の事務所などはだいぶ綺麗になり、なにかいい運が入ってくるよ。などと、スタッフの気も高まっております。6/1からのデジタル上映にもご期待ください。


フロアにワックスがけを。電球も新しいものに付け替え、心なしか明るくなった場内。

さて、今回はスタッフの一押し6/15(土)~21(金)のおいしいシネマ週間をご紹介いたします。
食に関する映画『シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~』(こちらは6/8から上映)『イラン式料理本』『ペンギン夫婦の作りかた』『よみがえりのレシピ』を上映。私たちにとって切っても切り離せない食について、映画を見る事でもう一度考えようというコンセプトのもと、コメディからドキュメンタリーまで幅広く食についての映画を4作品揃えました。
実はこの企画半年前から決まっていました。『シェフ!三ツ星レストランの舞台裏へようこそ』の上映が決まったのが1月頃。35mmフィルム上映のため当館にフィルムの順が回って来るのが半年後だったのです。現在はデジタル上映が決まり事なきを得ましたが、その半年のおかげでいろんな企画を練ることが出来ました。
『シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~』は問題だらけのシェフ達が高級三ツ星レストランで奮闘し、奇跡を起こす物語。上映期間中にはこの作品の中に出てくるフルーツケーキをバグダッドカフェで再現!映画で観たらきっと食べたくなるはずです。


『シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~』(c)2012 GAUMONT –
TF1 FILMS PRODUCTION – A CONTRACORRIENTE FILMS

先日は『よみがえりのレシピ』の渡辺智史監督がシネ・ピピアに来館。その折に「おいしい山形食品の缶ジュースをどどーんとお届けします。」とお約束くださいました。
ということで、6/15(土)、16(日)、17(月)『よみがえりのレシピ』をご覧の各先着20名様に缶ジュースプレゼントです!この作品は山形県内各地に伝わる在来作物の種を受け継ぎ、次の世代に伝えようとする人々の姿を追ったドキュメンタリー。「在来作物について観終わった後も、関心をもってもらいたい。」と語っていた渡辺監督が印象的でした。


「外内島(とのじま)きゅうりもお届けします~」と渡辺智史監督。
(バグダッドカフェにて販売します)

また『ペンギン夫婦の作りかた』では元祖食べるラー油のできるまでが描かれていますが、なんと映画の「石垣島ラー油」がシネ・ピピアに!こちらも6/15(土)・16(日)限定ですので、欲しい方はお急ぎくださいませ。
6/16(日)のシネマルシェには食に関する出店も多数あり、さながらお祭りのようになると思うので是非皆さん来ていただきたいです。

なんだか告知ばかりになってしまいました(汗)。しかし、昨今年齢問わず食についての関心は高まるばかりです。『観る』『食べる』が同時に味わえるおいしいシネマ週間をとおして、少しでも多くの皆さまが食について関心を持ってもらえると幸いです。