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緊縛師監督の新作一挙に 十三でダーティ工藤監督特集

緊縛師としても知られる映画監督・ダーティ工藤の3作品を一挙上映する「Dirty Festival 汚れた祭」が、十三のシアターセブンで催される。初日・2日目にはダーティ工藤さんのトークショーも。

「知る人ぞ知る」エロスとカルトの世界へ、足を踏み入れよう。

ダーティ工藤さんは、映画監督であり緊縛師でもあるという異例の経歴の持ち主。俳優丹波哲郎氏の聞き書きを6年かけてまとめた「大俳優 丹波哲郎」などの著作のほか、カルトやエロスの領域に踏み込んだ映画を多数制作している。
劇場公開された作品は、『縄文式』、『殺人無頼帖』、『石井輝男映画魂』『ぴんくりんく緊縛篇(二部作)』など。
今回のシアターセブンでの「Dirty Festival 汚れた祭」では、ダーティ工藤さんが2012年から今年にかけて制作した3作品を特集上映する。


『6059』

東日本大震災、阪神淡路大震災、アメリカ同時多発テロ、という3つの出来事をインタビューと寸劇をシャッフルして考察した野心作『6059』(2012年、82分)、赤い蝋燭がゆらめく間に4つの恐怖譚が語られる『赤い蝋燭』(2013年、62分)、オーソン・ウェルズの『オーソン・ウェルズのフェイク』にインスパイアされた『ダーティ工藤のフェイク』(2013年、60分)。


『赤い蝋燭』

『ダーティ工藤のフェイク』

また開催初日と2日目にはダーティ工藤が来館。6月1日(土)には映画ライターの田辺ユウキさんと、6月2日(日)には『赤い蝋燭』出演者の若林美保さん、「夢人塔」浅尾典彦さんとのトークショーを実施する。

「Dirty Festival 汚れた祭」は、6月1日(土)から7日(金)まで大阪・十三のシアターセブンで開催。
エロスとカルトのめくるめく世界に、ようこそ。

■開催日程
6月1日(土)~7日(金)
※6月1日(土)・2日(日)の上映後にトークショー実施

■料金
一般1,500円、専門・大学生1,300円、シニア・会員1,000円
ダーティフェスティバル3回券3,300円

■開催映画館
シアターセブン
(大阪市淀川区十三本町1-7-27サンポードシティ5階、TEL 06-4862-7733)

■サイト
Dirty Festival 汚れた祭
http://www.theater-seven.com/2013/movie_dirty-festival.html
シアターセブン
http://www.theater-seven.com/
DK PRODUCTION
http://www.dk-p.com/