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華やぐ松竹女性映画の魅力 九条で中村登監督特集

“女優の都”と呼ばれた松竹の華やかな女性映画を振り返る「女性映画の名匠生誕百年 中村登の世界」が、大阪・九条のシネ・ヌーヴォで開催される。


華やかな女性映画が大集結する。

今年生誕100年を迎えた中村登監督は、松竹で多くの映画を制作した映画監督。井伏鱒二原作の『集金旅行』、永井荷風の『つゆのあとさき』、北条秀司の『土砂降り』、井上靖の『河口』、松本清張の『波の塔』、川端康成原作の『古都』といった文芸映画の担い手として、多くの注目を集めたという。小津安二郎、佐田啓二が亡くなり、木下恵介が去った松竹の屋台骨を支え続け、アカデミー外国語映画賞にノミネートされるほどの作品を作り続けた。
また女性映画の巨匠としても知られており、岡田茉莉子、岩下志麻、桑野みゆき、有馬稲子、司葉子、岸恵子ら昭和の日本映画を語る上で欠かせない往年の女優たちを撮り、「女優の都」と呼ばれた松竹の華やかさの一翼を担った。


『爽春』

今回シネ・ヌーヴォでは、中村登監督作82本から24本を厳選して上映。中村監督の出世作であり岸恵子デビュー作でもある『我が家は楽し』(1951年)をはじめ、アカデミー外国語映画賞にノミネートされた『古都』(1963年、川端康成原作)と『智恵子抄』(1967年)など、中村監督の演出の妙がさえる名作が並ぶ。 


『智恵子抄』

「女性映画の名匠生誕百年 中村登の世界」は5月25日(土)から6月21日(金)まで、大阪・九条のシネ・ヌーヴォで開催。
華やかな女性たちを描き続けた巨匠の世界に、どっぷりとひたってみよう。

■開催日程
5月25日(土)~6月21日(金)

■料金
・前売
 1回券1,200円、5回券5,000円

・当日
 一般1,400円、学生1,200円、シニア・会員1,000円、高校生以下800円
 5回券6,000円、シニア・会員5回券4,500円
 レイトショー割引 20:00~以降の回は1,000円均一

■上映映画館
シネ・ヌーヴォX
(大阪市西区九条1-20-24 、TEL 06-6582-1416)

■サイト
「中村登の世界」詳細ページ
http://www.cinenouveau.com/sakuhin/nakamura/nakamura.html
シネ・ヌーヴォ
http://www.cinenouveau.com/