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AV男優の生きざまに迫るドキュメンタリー 十三で上映へ

AV男優たちの知られざる素顔や仕事観に迫ったドキュメンタリー『セックスの向こう側 ~AV男優という生き方』が、十三のシアターセブンで上映される。


(C)MAXAM Inc.

アダルト業界の裏側と、知られざる素顔を描きだした衝撃のドキュメンタリーが関西にやってくる。

『セックスの向こう側 ~AV男優という生き方』は、アダルトビデオの男優たちにスポットライトを当てたドキュメンタリー作品。
2012年に生誕30年を迎えたという日本のアダルトビデオは、現在では年間売上約550億円ともいわれる巨大市場へと成長している。
だが、1万人いるとされるAV女優に対し、男優は約70人。それぞれが仕事で相手をつとめた女優は1人あたり数千人に達するという。
本作では、その少ない男優の中から20人にインタビューを敢行。加藤鷹や島袋浩、トニー大木、吉村卓、黒田将稔、しみけんといった男優たちから、女性観やAV男優という仕事に対する考え方、そしてSEX観を聞き出している。


(C)MAXAM Inc.

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シアターセブンの担当者は「一体どんな映画かと思ったら…いたってマジメな映画でした」と評価。「この作品で描かれるのは、一つの職業を生業とする者たちの生きざまであり哲学です。そこに明確な答えのようなものは提示されません。でもだからこそおもしろいんです」と話す。
加藤鷹などの例外を除き、今まであまり注目を浴びてこなかったAV男優という存在へ関心が高まってきたことは、「女性がAVを見る時代が来たことを意味しているように思う」という担当者。「今のAV男優さんの中には超イケメンで、女性の間でアイドル級の人気を博しているような方もいます。AVは男が見るもの、なんて考えは古いのかもしれません。ぜひ女性の方にも見に来ていただきたい作品です」と呼びかけている。


(C)MAXAM Inc.

『セックスの向こう側 ~AV男優という生き方』は5月25日(土)から6月14日(金)まで、大阪・十三のシアターセブンで上映。6月9日(日)上映後には、団鬼六大賞作家・花房観音さんのトークショーが催される。
一つの仕事を懸命に続ける男たちの、プロ根性と本音をぜひ目撃したい。

※本作は18歳未満は鑑賞できません

■予告編

■上映日程
5月25日(土)~6月14日(金)

■映画館
シアターセブン
(大阪市淀川区十三本町1-7-27サンポードシティ5階、TEL 06-4862-7733)

■サイト
『セックスの向こう側 ~AV男優という生き方』公式サイト
http://www.maxam.jp/sex/
シアターセブン
http://www.theater-seven.com/