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期待のインディーズ作品ずらり CO2助成作一挙上映

大阪アジアン映画祭の開幕に合わせて、インディーズ映画の支援を行うシネアスト・オーガニゼーション・大阪(CO2)のインディ・フォーラム部門の上映が行われる。過去の優秀作を上映する「CO2レトロスペクティブ」も。

インディーズの新たな才能が、大阪で開花の時を迎える。

シネアスト・オーガニゼーション・大阪(CO2)は、インディーズ映画の制作支援から上映までを行う大阪の映画事業。山田雅史(『×ゲーム2』)、石井裕也(『ハラがコレなんで』『舟を編む』)、横浜聡子(『ウルトラミラクルラブストーリー』)、三宅唱(『Playback』)、リム・カーワイ(『マジック&ロス』『Fly Me to Minami~恋するミナミ』)ら、多くの助成監督を過去に輩出している。
今回は、昨年に引き続き大阪アジアン映画祭の一部門として開催。鈴木洋平さん、山田剛志さん、野口雄也さんの3人が助成を受けて制作した3作品がプレミア上映される。 


『丸』(鈴木洋平監督)

『GET BACK NIGHT』(山田剛志監督)

『壁の中の子供達』(野口雄也監督)

また海外インディペンデント作品の3本、『離ればなれの』(キム・ベクジュン監督)、『卵と石』(ホアン・ジー監督)、『貧しき日々』(ミディ・ジー監督)や、子どもたちがそれぞれ1分間映画を制作した「こども映画ワークショップ」の作品も上映される。

さらに、「CO2レトロスペクティブ2004-2011」と題し、『都会の夢』(髙木駿一監督)、『治療休暇』(梅澤和寛監督)など、過去助成作品の中から選ばれた19本を1回ずつ再上映する。場所は大阪・十三のシアターセブン。


『都会の夢』(髙木駿一監督)

『治療休暇』(梅澤和寛監督)

あわせて、日本のインディペンデント映画の未来についてや、アジアそれぞれの国のインディペンデント映画の現況について語るトークセッションも開催される。

インディ・フォーラム部門の上映は3月12日(火)~17日(日)。場所は第七藝術劇場とプラネット・スタジオ・プラス・ワン。
「CO2レトロスペクティブ2004-2011」は3月12日(火)~15日(金)。場所はシアターセブン 。

今後の邦画を背負っていくインディーズの才能が開花する瞬間を、ぜひ目撃したい。

■開催日程
3月12日(火)~17日(日)

■会場
・第七藝術劇場
(大阪市淀川区十三本町1-7-27 サンポードシティ6F 、TEL 06-6302-2073)

・プラネット・スタジオ・プラス・ワン
(大阪市紀中崎2-3-12 パイロットビル2F 、TEL 06-6377-0023)

シアターセブン
(大阪市淀川区十三本町1-7-27サンポードシティ5F、TEL 06-4862-7733)

■サイト
シネアスト・オーガニゼーション・大阪(CO2)公式サイト
http://co2ex.org/
「第8回大阪アジアン映画祭」公式サイト
http://www.oaff.jp/2013/
大阪アジアン映画祭開幕 珠玉のアジア作品が集結【キネプレニュース】
http://www.cinepre.biz/?p=4756