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自主映画に発表の場を 「MOVIE LOVERS」今冬も開幕

大阪市立芸術創造館が主催する、自主映画の発表の場「MOVIE LOVERS」が、同館と大阪・十三のシアターセブンで実施される。1月21日(月)~27日(日)。


映画を愛する人たちのため、厳選された自主映画を鑑賞できる場が今年もやってくる。

「MOVIE LOVERS」は芸術創造館(大阪市旭区)がこれまでに8回開催した、「映画好き」のためのイベント。厳選した自主映画に発表の場を与え、観客と制作者の交流の場を提供することをテーマとしている。今回は、同館でワークショップを、大阪・十三のシアターセブンで映画上映を実施する。

まず開催されるのが、映画俳優ワークショップ。『月とキャベツ』『はつ恋』『命』『真夏のオリオン』『地下鉄に乗って』『天国の本屋~恋火』などで知られる篠原哲雄監督を講師に招き、役者や役者を目指している人を対象に2日間、演技指導を行う。
その後、シアターセブンに場を移して、1月24日(木)~27日(日)に映画の上映展を実施。第14回長岡インディーズムービーコンペティショングランプリの『桜トイレ』(赤羽健太郎監督)、第6回田辺・弁慶映画祭最優秀賞の『虚しいだけ』(今橋貴監督)、第17回釜山国際映画祭ソンジェ賞特別賞の『転校生』(金井純一監督)、ハードボイルドヨコハマアクションムービーコンペ2012グランプリの『RaT』(田村智之監督)など、厳選された優秀作16作品が上映される。あわせて、篠原哲雄監督がワークショップで制作した『柔らかい土』『深夜裁判』『冬の楽園』も。


『桜トイレ』

『虚しいだけ』

『転校生』

『RaT』

芸術創造館の担当者は「上映作品はエンターテインメント色の強いものを選出しています。どれもオススメで見ごたえがあります」と太鼓判。
また上映展の全ブロックにゲストが来場するとのことで、「ゲスト監督との交流も楽しみにしてください」とPRしている。
ワークショップは1月22日(火)・23日(水)、映画上映は24日(木)~27日(日)。初日の21日(月)には、ユーストリーム番組「芸創チラシテレビ」にて、MOVIE LOVERSの見どころを紹介する。

厳選された珠玉の自主作品に、気軽に触れることのできるまたとない機会。若い才能をぜひスクリーンで目撃してほしい。

■上映日時
1月21日(月)~27日(日)。
 21日(月)ユーストリーム配信
 22日(火)・23日(水) ワークショップ
 24日(木)~27日(日) 映画上映

■料金
・ワークショップ 13,000円(2日間)
・映画鑑賞(1ブロック) 前売り予約1,000円、当日1,500円

■会場
・ワークショップ
 大阪市立芸術創造館
(大阪市旭区中宮1-11-14、TEL 06-6955-1066)

・映画上映
シアターセブン
(大阪市淀川区十三本町1-7-27サンポードシティ5階、TEL 06-4862-7733)

■サイト
MOVIE LOVERS 2013冬
http://www.artcomplex.net/ml/
大阪市立芸術創造館
http://www.artcomplex.net/art-space/
シアターセブン
http://www.theater-seven.com/
芸術創造館で「MOVIE LOVERS」 子ども向けアニメ特集【キネプレニュース】
http://www.cinepre.biz/?p=1507