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銀幕に官能作品復活 京都でロマンポルノ特集第2弾

前回の好評を受け、ロマンポルノ映画の14作品を一挙上映する「生きつづけるロマンポルノ SIDE-B」が京都みなみ会館で催される。1月12日(土)~2月1日(金)。


一時代を築いたロマンポルノ作品が、京都みなみ会館に帰ってくる。

今回催されるのは、2011年8月~9月に同館で開催され、人気を博した「生きつづけるロマンポルノ」特集の第2弾。前回のセレクトからはもれてしまった作品など14本を、3週間にわたって上映する。
「日活ロマンポルノ」は、1871年に日活がスタートさせた成人映画シリーズ。千本以上の映画を製作し、多くのファンを獲得した。崔洋一、周防正行、相米慎二、根岸吉太郎、森田芳光ら有名監督を輩出したことでも知られており、「裸を出す」など一定の条件を満たせば、あとは自由に映画作りができたため、多くの映画監督やカメラマンが腕を磨いたと言われている。


『赤い縄 果てるまで』(C)日活

今回上映されるのは、14作品。『赤い縄 果てるまで』『宇能鴻一郎の浮気日記』『山の手夫人 性愛の日々』『夜汽車の女』『四畳半襖の裏張り』『艶説 お富与三郎』『さすらいの恋人 眩暈<めまい>』『濡れた唇』『愛に濡れたわたし』『実録阿部定』『赤線玉の井 ぬけられます』『四畳半襖の裏張り しのび肌』『新宿乱れ街 いくまで待って』『エロチックな関係』と、官能的なロマンポルノの名作たちが一挙集結する。
また、1月19日(土)の『赤い縄、果てるまで』上映後には、京都SMクラブ所属の“女王さま”観菜月らみぃさんが来場しゲストトークを実施する。


『愛に濡れたわたし』(C)日活

『艶説 お富与三郎』(C)日活

『四畳半襖の裏張り しのび肌』(C)日活

『実録阿部定』(C)日活

『赤線玉の井 ぬけられます』(C)日活

『夜汽車の女』(C)日活

大好評だったという前回のロマンポルノ特集。今回も、かつての日活の一時代を築いた官能作品を、ぜひスクリーンで。

■上映日時
1月12日(土)~2月1日(金)
※1月19日(土)、16:40の『赤い縄、果てるまで』上映後に観菜月らみぃさんトーク

■料金
一般1,500円、学生・会員1,000円、3プログラム券3,600円

■会場
京都みなみ会館
(京都市南区西九条東比永城町79、TEL 075-661-3993)

■サイト
京都みなみ会館
http://kyoto-minamikaikan.jp/
生きつづけるロマンポルノ SIDE-B
http://kyoto-minamikaikan.jp/archives/8684
日活の一時代、再び 京都でロマンポルノ特集【キネプレニュース】
http://www.cinepre.biz/?p=1527