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「さらば映画、これから政治の時代」京都でゴダール特集

フランスの映画運動「ヌーベルバーグ」の旗手ジャン=リュック・ゴダールと、彼が参加した政治的映画製作集団「ジガ・ヴェルトフ集団」を振り返る特集上映が、12月22日(土)から京都みなみ会館で実施される。1月4日(金)まで。


『ウィークエンド』(C)1967 Gaumont-Ascot Cineraid

映画史に燦然と輝く政治的映画運動が、京都みなみ会館で限定復活する。

「ヌーヴェルバーグ」は、1950年代からスタートしたフランスとの映画運動で、従来の撮影所システムではなく、若い映画監督たちが即興演出や同時録音、ロケ撮影という要素を押し出し、映画を作りつづけたムーブメントを指す。代表格としては、『勝手にしやがれ』のジャン=リュック・ゴダールが有名。
今回、京都みなみ会館では、ゴダールと彼が参加していた映画製作集団「ジガ・ヴェルトフ集団」にスポットライトをあてる。


『ありきたりの映画』(C)1968 Gaumont-Productions de la Gueville

「ジガ・ヴェルトフ集団」は、映画製作に関する制度の改革を目指し、政治的なメッセージを掲げた映画製作集団。「さらば“映画”よ。これから“政治”の時代を始める。」という言葉は、多くの映画ファンにとって有名なメッセージとなっている。


『東風』(C)1969 Gaumont-Polifilm-C.C.C. Filmkunst

上映されるのは5本。『ウィークエンド』(1967年、104分)、『ありきたりの映画』(1968年、107分)、『東風』(1969年、93分)、『たのしい知識』(1969年、95分)、『ウラジミールとローザ』(1970年、106分)、『万事快調』(1972年、95分)。このうち、『ありきたりの映画』『たのしい知識』『ウラジミールとローザ』は日本初公開となる。


『たのしい知識』(C)1969 Gaumont-Bavaria Atelier Gesellschaft

『ウラジミールとローザ』(C)1971 Gaumont

『万事快調』(C)1972 Gaumont

京都みなみ会館で12月22日(土)から1月4日(金)まで実施。12月31日(月)・1月1日(火)は休館。
映画史を語る上で外せないヌーヴェルバーグとゴダール。彼が政治的活動に傾倒した数年間の軌跡を、ぜひ確かめてほしい。

■開催日程
12月22日(土)~1月4日(金)
※12月31日(月)・1月1日(火)は休館

■料金
一般1,500円、学生,300円、会員1,000円
3回券3,000円

■映画館
京都みなみ会館
(京都市南区西九条東比永城町79、TEL 075-661-3993)

■サイト
京都みなみ会館
http://kyoto-minamikaikan.jp/
京都みなみ会館内紹介ページ
http://kyoto-minamikaikan.jp/archives/6094