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“おもちゃ箱”のような催し 映画・音楽・アートが集結

映画や音楽、アートなど、さまざまな表現がおもちゃ箱のように凝縮されたイベント「シルコフィルムジカ」が、11月11日(日)に大阪市西区・江之子島文化芸術創造センターで催された。


軽やかな演奏を披露

大阪・天満の映画関連専門古書店「駒鳥文庫」と、ヴァイオリンベースの音楽ユニット「Accovio」(アコビオ)がコラボしたことから今回のイベントが実現した。「シルコ」はサーカス、「フィルム」は映画、「ムジカ」は音楽を意味している。

まずは大阪・中崎町でカフェギャラリー「yolcha」を運営する詩演家イルボンさんが登壇し、伸びのある声でイベントの開幕を宣言した。
その後はAccovioをはじめとする音楽ユニットが、華麗な生演奏を披露。その迫力あるステージに多くの拍手が送られた。

当日催されたのは、サイレント映画の上映、生演奏、パフォーマンスなど。映画に生で音を合わせたり、パフォーマンスを組み合わせるなど、ライブイベントだからこその試みも行われた。


マリオネットショーや身体パフォーマンスも

サイレント映画に合わせての演奏も行われた

また、会場の一角では、フリースペースも展開。カレーやパン、野菜などのフードやドリンク、雑貨・服などの販売ブースが設けられ、観客たちは自由に休憩をとりながら、思い思いのペースでイベントを楽しんだ。


にぎわうフリースペース

雨が降る中、100人以上が来場し、大盛況のままイベントは終了。観客たちは、さまざまなアート・芸術がこれでもかと詰め込まれた素敵な空間に酔いしれていた。


サイレント映画の上映に使われたフィルム映写機

多くの来場客が、スクリーンで展開される芸術のコラボに見入った

■サイト
駒鳥文庫
http://komadori-books.jp/
Accovio
http://accovio.com/
映画・音楽・アートのぜいたくコラボ「シルコフィルムジカ」 【キネプレ記事】
http://www.cinepre.biz/?p=2768