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春日大社に初のレッドカーペット なら国際映画祭の子ども応援プロジェクトが開催へ

芸術の力で次世代を担う子どもたちを応援するプロジェクト「なら国際映画祭 for Youth 2021」が9月18日(土)から3日間開催される。春日大社で初のレッドカーペットと、琉球舞踊の奉納演舞も。


「なら国際映画祭」は、2010年にスタートした映画祭。奈良県出身の映画作家・河瀨直美さんが中心となって、地域の人たちや映画関係者の協力を受け、2年に一度のペースで開催。世界各国からゲストを呼んでの映画上映のほか、若手監督の作品制作、奈良を舞台にした外国人監督の映画撮影をサポートしてきた。

今回は、芸術の力で次世代を担う子どもたちの応援プロジェクトとして9月の3日間、「なら国際映画祭 for Youth 2021」を開催する。

プログラムは「ユース映画制作ワークショップ」「ユース映画審査員」「ユースシネマインターン」の3つ。
中学生・高校生が制作した映画やメイキング映像を上映するほか、ベルリン国際映画祭やショートショートフィルムフェスティバル&アジアからの推薦作品をユース審査員で審査、さらに映画の宣伝戦略や配給活動などをユースたちの手で行うなど、若い世代たちが主体となって映画に取り組む。



「ユース映画審査員」上映作品内容

またオープニングとして9月18日(土)には、春日大社で初となるレッドカーペットを設営し、琉球舞踊家・宮城茂雄さんによる奉納演舞を行い、オンラインでリアルタイム配信する。
ちなみに同映画祭では、過去にも奈良の様々な場所にッドカーペットを設営。プロジェクションマッピングを取り入れるなど、様々な試みを行ってきた経緯がある。

過去のレッドカーペットの様子1(2012年・猿沢池)
過去のレッドカーペットの様子2(2014年・奈良公園)

「なら国際映画祭 for Youth 2021」は9月18日(土)から9月20日(月・祝)まで、奈良の東大寺や春日大社で開催。

詳細情報
■開催日程
9月18日(土)~9月20日(月・祝)

■料金
前売券:一般・学生1000円
当日券:一般1500円、学生1000円

■開催会場
東大寺 総合文化センター金鐘ホール、春日大社

■サイト
なら国際映画祭 for Youth 2021
なら国際映画祭