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市民集う風物詩、今年も 11月に第13回宝塚映画祭

第13回宝塚映画祭が、11月24日(土)~30日(金)、宝塚のシネ・ピピアで催される。

2000年にスタートし、今年で13回を迎える宝塚映画祭。老舗の市民映画イベントとして親しまれ、映画ファンや地元の人がおとずれる、宝塚の風物詩となっている。
今年は、2つのテーマを設定。1つめは「生誕百年、黄金の1912 年組」と題し、佐伯幸三、谷口千吉、久松静児、丸山誠治、今井正という「1912年生まれ」の映画監督5人にスポットライトをあてる。上映されるのは、かつて宝塚にあった映画撮影所で作られた『橋のない川』(1969年、今井正監督)、『おへその大将』(1962年、佐伯幸三監督)、『銀嶺の果て』(1947年、谷口千吉監督)、『女家族』(1961年、久松静児監督)、『石中先生行状記』(1966年、丸山誠治監督)の5本。
もう1つのテーマは「シネマ &ローカリティ」。地域と映画の関係について意味を問いかける作品7本を、厳選して上映する。ラインナップは、『僕らのミライへ逆回転』(2008年、ミシェル・ゴンドリー監督)、『サウダーヂ』(2011年、富田克也監督)、『その街のこども 劇場版』(2010年、井上剛監督)、『春との旅』(2010年、小林政広監督)、『楽日』(2003年、ツァイ・ミンリャン監督)、『小さな町の小さな映画館』(2010年、森田恵子監督)、『ストロボライト』(2012年、片元亮監督)。

この2つのテーマに沿ったトークイベントも随時開催する。多彩なゲストを呼び、それぞれの立場や視点から映画を読み解いていくという。
宝塚の古き良き名画たちと、未来を感じさせる地域の映画。1週間でじっくり味わいたい。
開催期間は11月24日(土)~30日(金)。場所は宝塚シネ・ピピア。

■映画祭予告編

■開催日時
11月24日(土)~30日(金)

■料金
前売 1回券1,000円、3回券2,500円
当日 1回券1,200円

■開催場所
宝塚シネ・ピピア
(宝塚市売布2-5-1ピピアめふ5F、TEL 0797-87-3565)

■サイト
宝塚映画祭
http://takarazukaeiga.com/
宝塚シネ・ピピア
http://www.cinepipia.com/
11月開催の「宝塚映画祭」 ネット活用し資金支援募る 【キネプレ記事】
http://www.cinepre.biz/?p=2446