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2019年05月22日(水)
日本中を震撼させた『リング』シリーズの最新作『貞子』公開へ-新時代のホラーヒロイン・池田エライザさんインタビュー

1998年に上映され、圧倒的恐怖で日本中に衝撃を与えたホラー映画『リング』。続編公開やハリウッド進出を経て、日本のホラーアイコン代表とも言える存在になった“貞子”が、5月24日に再びスクリーンへと帰ってくる。貞子を世に生み出した小説家・鈴木光司の「タイド」を原作として『リング』の監督・中田秀夫などオリジナルスタッフが集結し、新作『貞子』を送り出す。

sadako

物語は心理カウンセラー・秋川茉優(池田エライザ)が勤める総合病院に、身元不明の少女(姫嶋ひめか)が入院することから始まる。茉優の担当患者となったその少女は、ほとんど言葉を発さず人に対して心を閉ざし続けていた。
一方、茉優の弟で動画クリエイターを目指す和真(清水尋也)は動画アクセス数を稼ごうと、放火事件が起こった公営団地で肝試し動画を撮影するため、焼けただれた建物内へ侵入する。その動画には誰もいないはずの部屋に髪の長い女が映り込んでおり、動画サイトを騒然とさせる事態に。
謎の少女を中心に奇妙な点が線で繋がり、やがて「貞子」という怨霊の存在が浮かび上がった時、新たな恐怖の幕が上がる。

(C)2019「貞子」製作委員会

これまで『リング』では松嶋菜々子、『らせん』『リング2』では中谷美紀、『リング0 バースデイ』では仲間由紀恵、『貞子3D』では石原さとみといった、豪華女優陣がホラーヒロインを演じてきた。今作『貞子』で新生ホラーヒロインに抜擢された池田エライザさんに、撮影時の意気込みや作品の魅力について伺った。

 

■ホラー映画の主演に挑戦
-貞子が背後に立っていることに気づき、大きな瞳をさらに大きく見開く池田さんのポスタービジュアルがすごく印象的ですね。

池田 あの表情は貞子の気迫に圧倒されて、本当に自然と眼を見開いていました。だって想像してみてください、あの貞子が背後にいるんですよ。みんなあの表情にならざるを得ないと思います。眼がこぼれ落ちちゃうかと思いました(笑)

-20年前の『リング』では「ビデオテープ」が呪いの媒体でしたが、今作は「呪いの動画」へと時代に合わせて進化しています。もし本当にそんな動画があったら、観てみたいですか?

池田 実はホラーが苦手なので、絶対一人では観られないです……今回の映画のお話をいただいた時も『リング』の怖さはもちろん知っていたので、どうしよう、自分があの貞子と対峙することができるのかと不安でいっぱいでした。

-ホラーが苦手だと、撮影中は苦労されることも多かったのではないでしょうか。貞子が登場する場面は特に怖いシーンだと思います。

池田 貞子が登場する場面は常に緊張感がありました。存在感がすごくて、貞子がそこに立っているだけで気温が下がったような感覚になります。けれど、撮影中は茉優の気持ちに入り込んでいたので、普段よりも毅然とした気持ちで撮影に臨めたと思います。

-確かに、貞子という恐怖と対峙しても絶望を感じさせない「心の強さ」が池田さん演じる主人公・茉優の姿に表れていました。

池田 脚本を拝見した時から、作品には恐ろしい描写がたくさんありました。けれどその中に茉優の弟を想う気持ちや、困っている人のために恐怖に立ち向かっていく力強さも見つけることができました。私自身にも兄弟がいるので、もし作中の和真(茉優の弟)のような体験が自分の兄弟の身にふりかかったら、怖くても立ち向かっていくしかない……自然に自分と茉優の気持ちを重ねて「怖い」気持ちを感じると同時に「私がやらなきゃ」という決意を感じることが多かったです。

 

■今作の魅力
『貞子』では中田秀夫監督を始めとして『リング』のオリジナルスタッフが再集結し、原点回帰を思わせる描写やシーンが際立っている。『リング』『リング2』にも登場した、映画シリーズ内で唯一の生き残りである倉橋雅美(佐藤仁美)がオリジナルキャストのまま出演することも、かつての『リング』を観たファンが期待する要因の一つ。
一方、モデルや女優として若者の指示を集める池田エライザさんが新たなホラーヒロインを演じたことや、「インターネット動画」という身近な媒体を用いたことが、 “貞子”という伝説を“現実に起こりうるかも知れない恐怖”として現代の若者へと繋ぐ役割を果たしている。

-原作のファンやホラー映画ファンだけではなく、かつて『リング』を観た世代が、自分の子供と一緒に『貞子』を観て新旧作の内容を語り合うこともできる。今作はそんな幅広い世代が楽しめる映画であると感じましたが、いかがでしょうか。

池田 私も小さい頃、兄弟とソファに並んで座って一緒の毛布を被りながらホラーゲームをプレイして、怖いものをみんなで共有して楽しんだ経験があります。怖いものは苦手だけれど、兄弟一緒なら大丈夫だったんですよね。『貞子』は日本のホラーらしいじわじわと震え上がる恐怖はもちろん、茉優の家族を愛する心だったり、和真が無茶な行動をした結果与えられる教訓も感じることができます。親子で一緒に観たり、若い世代の人が観ても楽しめる作品になっているのではないでしょうか。

 

 

池田エライザさんは女優のみならず、2020年には映画24区映画『ぼくらのレシピ図鑑』シリーズ第2弾で映画監督に挑戦することが公表されている。『貞子』でも見せた何事にもチャレンジしていく姿勢をもつ彼女の活躍から、今後も目が離せない。

映画『貞子』は5月24日(金)より全国ロードショー。
関西ではTOHOシネマズ、梅田ブルク7、あべのアポロシネマほか公開予定。


映画『貞子』予告編

詳細情報
■上映日程
5月24日(金)~

■サイト
映画『貞子』公式サイト



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