デジタル復元されたデヴィット･リンチ監督作6本　大阪・心斎橋で一挙上映へ

デヴィット･リンチ監督が今年にデビュー50周年を迎えたのを記念し、同監督の6作品を一挙上映する特集企画「デヴィット･リンチの映画」が大阪のシネマート心斎橋で10月21日（土）からスタートする。

デヴィット･リンチは、世界中に多くのファンがいる映画監督。1967年に短編映画を制作し、デビュー。1976年に『イレイザーヘッド』で長編監督デビューを果たし、熱狂的な支持を集めた。
『エレファント・マン』ではアカデミー作品賞を含む8部門にノミネートされ、『ワイルド・アット・ハート』でカンヌ国際映画祭のパルムドールに。そうした映画人としての活躍を評価され、第63回ヴェネツィア国際映画祭では栄誉金獅子賞を受賞した。
今年2017年には、監督引退を発表し、注目を集めている。
2018年には、監督本人が幼少期から映画監督になるまでを語るドキュメンタリー映画『デヴィッド･リンチ:アートライフ』が公開予定。

『イレイザーヘッド』 （C)1977 David Lynch-All RightReserved.

『エレファント・マン』 (C)1980Brooksfilms Ltd.AllRightReserved.

今回は、この鬼才デヴィット･リンチのデビュー50周年を記念し、監督の作品をデジタル復元版で一挙上映する。

上映されるのは、『イレイザーヘッド』(1977年、89分)、『エレファント･マン』(1980年、124分)、そして『ツイン・ピークス』(1992年、135分)、『ロスト･ハイウェイ』(1997年、135分)、『マルホランド･ドライブ』(2001年、147分)、『インランド･エンパイア』(2006年、180分)の6作品。

『ツイン・ピークス』 (C)1992TwinPeaksproductions.AllRightsReserved.

『マルホランド・ドライブ』 (C)2001STUDIOCANAL.AllRightsReserved.

特別企画「デヴィット･リンチの映画」は、大阪・アメリカ村のシネマート心斎橋で10月21日（土）から11月3日（金）まで実施。料金は一般1,600円、カード会員1,300円、シニア1,100円、学生1,000円。

また、特製ポストカードを来場者特典としてプレゼント。初日10月21日（土）の14時からの『エレファント･マン』の回より入場時先着順で配布する。無くなり次第終了。