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2017年05月17日(水)
大阪・十三で人気の活弁ライブ第5弾 今回は帝キネ・シアターセブンゆかりの無声映画を上映

活動弁士、坂本頼光さんによる活弁ライブ第5弾が5月26日(金)、大阪・十三のシアターセブンで開催。同館にゆかりの深い帝国キネマ製作『何が彼女をそうさせたか』を活弁とピアノ生演奏付きで上映。

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無声映画にセリフや情景の語りを付け、映画を解説する活動弁士。
これまでシアターセブンでは、日本の時代劇や海外の無声映画を中心に坂本頼光さんの活弁ライブを開催してきた。
5度目となる今回の上映作品『何が彼女をそうさせたか』は、幸薄の主人公・すみ子が世間に翻弄され、失意と不幸のどん底に落ちていく様を描いた帝国キネマ製作の長編劇。

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過去の活弁ライブの様子

今作は、同劇場にも非常にゆかりのある作品。1920年に実業家・山川吉太郎によって設立された帝国キネマ演藝株式会社(通称:帝キネ)は映画製作・配給・興行を行っていたが、1930年に製作した『何が彼女をそうさせたか』は同年のキネマ旬報ベスト・テン日本現代映画第1位に輝くなど高い評価を得た。
その後、フィルムは所在不明に。帝キネも解散となったが、戦後になって山川家が大阪・十三に「十三劇場」「十三朝日座」を復旧する。
その後同劇場は解体され、1972年には総合レジャービル・サンポードシティがオープン。このサンポードシティビルに入っているのが、現在のシアターセブン、そして第七藝術劇場だ。現在のサンポードシティビル運営会社の社長、山川雅行さんは帝国キネマ創業者・山川吉太郎の直系の子孫である。

なお所在不明となり幻とまで言われた『何が彼女をそうさせたか』のフィルムは、1994年に帝キネ創業者の孫であり、当時のサンポードシティビルの社長だった山川暉雄さんがロシアで発見。残念ながら冒頭とラストが焼け落ちてしまっていたが、無事日本へと戻ってきた、という経緯があった。

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このような巡り合わせを経て、開催される今回の活弁ライブ。今年2月に行われた第4回公演で非常に好評だったというピアノの生演奏が、今回も華を添える。演奏者は前回と同じく、無声映画伴奏者の鳥飼りょうさんが務める。

同館担当者は「好評につき5回目の開催となりました。今回は、特に当館にもゆかりの深い作品の上映となります。是非ともお越し頂き、坂本頼光さんの解説で、幻の作品と言われた無声映画をお楽しみ頂ければと思います」とアピールしている。

「活動弁士 坂本頼光 in 十三 vol.5」は、5月26日(金)19時から、大阪・十三のシアターセブンで開催。料金は当日=3,000円。前売り予約も実施中。

詳細情報
■開催日程
5月26日(金)
 18時30分開場、19時開演

■料金
前売2,500円、当日3,000円

■映画館
シアターセブン
大阪市淀川区十三本町1-7-27サンポードシティ5F、TEL 06-4862-7733

■サイト
活動弁士 坂本頼光 in 十三 Vol.5
シアターセブン



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