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ドキュメンタリー映画『人生フルーツ』が大ヒットでロングラン中 大阪・神戸で追加上映も決定

優れたドキュメンタリー映画を生み出し続ける東海テレビの劇場映画第10作『人生フルーツ』が、連日大盛況に。第七藝術劇場、神戸アートビレッジセンターでは追加上映も決定。

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©東海テレビ放送

映画『人生フルーツ』(2016年、91分)は、ある名古屋のニュータウンにある平屋で暮らす建築家夫婦を追ったドキュメンタリー映画。
自身で設計に携わった高蔵寺ニュータウンに住む90歳の津端修一さんとその妻・英子さんの夫婦の50年にわたる夫婦生活を描きながら、日本人があきらめてしまった本当の豊かさを見つめなおす作品。ナレーションは樹木希林さんが担当している。
東海テレビのドキュメンタリー映画第10弾として制作。東海テレビは、『死刑弁護人』『ホームレス理事長』『ヤクザと憲法』など、公開されるたびに大好評を博し連日満席となるドキュメンタリー作品を生み出し続けている、異色のテレビ局として知られている。
最初はテレビ放映したものを、反響に合わせて劇場公開するケースが多く、今回の『人生フルーツ』も2016年3月に放送し、第42回放送文化基金賞番組部門最優秀賞に受賞した番組を劇場版として再編集した。

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©東海テレビ放送
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©東海テレビ放送

本作も人気はすさまじく、ドキュメンタリー映画を多く上映することで知られている東京の映画館「ポレポレ東中野」では、1月2日よりいまだに上映を継続中。2週間単位で上映が終わってしまうことが多い単館系作品の中では、異例のロングランとなっている。

関西では、大阪の第七藝術劇場が1月14日(土)より上映継続中。5月5日(金)にいったん上映終了するが、最終アンコール上映として、5月20日(土)から6月9日(金)までの3週間は上映が決定している。終了日は未定。
兵庫は神戸アートビレッジセンターでも、1月から上映、3月からの再上映を経て、5月13日(土)から5月19日(金)まで1週間、再々上映が決定している。
宝塚シネ・ピピアは4月28日(金)まで、京都シネマは5月19日(金)まで上映予定。

映画『人生フルーツ』予告編

詳細情報
■上映日程
・第七藝術劇場
 ~5月5日(金)、5月20日(土)~6月9日(金) 6月10日(土)以降未定

・神戸アートビレッジセンター
 5月13日(土)~5月19日(金)

・宝塚シネ・ピピア
 ~4月28日(金)

・京都シネマ
 ~5月19日(金)

■映画館
第七藝術劇場
大阪市淀川区十三本町1-7-27サンポードシティ6F、TEL 06-6302-2073

神戸アートビレッジセンター
神戸市兵庫区新開地5-3-14、TEL 078-512-5500

シネ・ピピア
宝塚市売布2-5-1ピピアめふ5F、TEL 0797-87-3565

京都シネマ
京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620番地COCON烏丸3F、TEL 075-353-4723

■サイト
映画『人生フルーツ』公式サイト
第七藝術劇場
神戸アートビレッジセンター
シネ・ピピア
京都シネマ