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京都のビデオ屋が新作ひっさげてミニシアターに凱旋 『ごはん』大阪などで上映へ

前作のインディーズ映画『拳銃と目玉焼』で一躍脚光を浴びた安田淳一監督の新作『ごはん』が、ミニシアターへ。大阪・十三のシアターセブンなどで上映される。

ごはんtop

『拳銃と目玉焼』(2013年、115分)は、京都・伏見でビデオ撮影業を営む安田淳一さんが、映画作りを決意し制作した作品。喫茶店で働く女性に恋をする新聞配達員の中年男性が、自前のプロテクターで身を固め、お手製のヒーローになっていく、というストーリー。
自ら監督・脚本・撮影・編集を手掛けたという安田さん。低予算のインディーズ作品ながら、その高いクオリティと哀愁を誘うストーリー展開が好評を博し、ミニシアターでの上映が盛況に。梅田ブルク7やT・ジョイ京都など、シネコンでも上映され、大入りを記録した。

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『拳銃と目玉焼』

そんな安田監督の最新作『ごはん』は、農業をテーマにした作品。
父の死をきっかけに農家の仕事に携わることになった女性を主人公に、農家の仕事の実態や、移り行く季節の中で成長していく稲穂の美しさ、農業という仕事の誇りなどを描き出している。
主演は、『拳銃と目玉焼』のヒロインを演じた沙倉ゆうのさん。脇役には、「日本一の斬られ役」として知られる福本清三さんらを迎えた。
同作は2017年1月から梅田ブルク7、T・ジョイ京都などで上映がスタート。こちらも盛況となっていた。

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上映はいったん終了したものの、3月11日(土)より関西のミニシアターを中心に再上映が決定。まず大阪のシアターセブンなどで上映される。
ちなみにシアターセブンは、前作『拳銃と目玉焼』を上映し、同作の認知拡大に一役買った映画館。その縁もあり、今回も『ごはん』だけでなく、『拳銃と目玉焼』も合わせて上映する。3月15日(水)の上映後には、安田監督とコラムニスト竹内義和さんとのトークショーも予定されている。

同作の撮影に4年かけたという安田監督。実家が米農家だったこともあり、作品への思い入れはひとしおだという。「観終わったら、誰かと炊きたてのごはんが食べたくなるはず」と太鼓判。「日本で一番、田んぼを美しく撮った映画になったと思います。ぜひスクリーンで、農家の仕事ぶりや四季で移り変わる田園の姿を堪能してください」と自信をのぞかせる。

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大阪・十三のシアターセブンでは、3月11日(土)から3月14日(火)までは『ごはん』を、3月15日(水)から3月18日(土)までは『拳銃と目玉焼』を、そして3月20日(月・祝)から3月24日(金)までは再び『ごはん』の上映が予定されている。
また京都の立誠シネマでも、4月1日(土)以降『ごはん』の上映が予定されている。

映画『ごはん』予告編

詳細情報
■上映日程
3/11(土)~3/14(火)
 19時~『ごはん』
3/15(水)~3/17(金)
 19時~『拳銃と目玉焼』
3/18(土)
 16時20分~『拳銃と目玉焼』
3/20(月・祝)~3/24(金)
 16時20分~『ごはん』

■映画館
シアターセブン
大阪市淀川区十三本町1-7-27サンポードシティ5F、TEL 06-4862-7733

■サイト
『ごはん』『拳銃と目玉焼』
シアターセブン
未来映画社FBページ
『拳銃と目玉焼』公式サイト