塚口サンサン劇場の改革10年を記した人気連載! 書籍も発売中!

連載コーナーはこちら

大阪・十三で人気の活動弁士ライブが第4弾 ピアノ生演奏に落語も

大阪・十三のシアターセブンで活動弁士・坂本頼光さんによる活弁ライブ「活動弁士 坂本頼光 in 十三 vol.4」が2月9日(木)に開催される。今回は鳥飼りょうさんによるピアノ生演奏付き。ゲストの桂九雀さんによる落語も。

坂本頼光top

活動弁士とは、映画に音が付いていない無声映画に、劇中のセリフを話す、場面の説明を付け加えるなどして映画を盛り上げる解説者のこと。トーキー映画が主流になると徐々にその数は減り、現在も活躍しているのは全国で10名程度と言われる。
しかし最近では、「新しい映画の楽しみ方」として注目を集める向きも。シネ・ヌーヴォやシネマート心斎橋、元町映画館など関西のミニシアターでも活弁付き無声映画上映が行われるなど、活弁が再度注目されつつある。

坂本頼光さんは、自作動画やイラストを用いた活弁パフォーマンスだけでなく、演舞場への出演や声優など幅広く活動する人気の活動弁士。シアターセブンでは、これまで過去2年で3度にわたり坂本頼光さんの活弁ライブを開催してきた。毎回盛況で、リピーターのお客さんも多いという。

前回写真
前回公演の様子

今回の上映作品『中山七里』は、江戸は深川から飛騨の中山七里を舞台に描かれる、長谷川伸の同名戯曲の映画化作品。やくざとのいざこざから恋人と死に別れ放浪者となった江戸っ子の主人公が、旅先で彼女に瓜ふたつの娘と出会うが、その娘がやくざに連れ去られてしまい、情けの仇討に向かうという恋と侠気が錯綜するストーリー。マキノプロダクション晩期の名作であり、「股旅物」の傑作との呼び声も高い。

『中山千里』場面写真1

また今回、同劇場では初めての、ピアノ演奏付きの上映となる。演奏者は、無声映画伴奏者の鳥飼りょうさん。
活動弁士と同じく映画伴奏者も無声映画には必要不可欠な存在だったことから「活弁だけでなく映画を盛り上げる音楽にも是非注目して欲しい。より当時の雰囲気に近い映画体験ができるのでは」と担当者は語る。
当日は、ゲストの桂九雀さんによる落語も実施される。

「活動弁士 坂本頼光 in 十三 Vol.4」は2月9日(木)19時から、大阪・十三のシアターセブンで開催。料金は前売=2,500円、当日=3,000円。

詳細情報
■開催日程
2月9日(木) 18時30分開場、19時開演

■料金
前売2,500円、当日3,000円

■映画館
シアターセブン
大阪市淀川区十三本町1-7-27サンポードシティ5F、TEL 06-4862-7733

■サイト
活動弁士 坂本頼光 in 十三 Vol.4
シアターセブン