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イタリア映画の今を描く6作品 大阪・心斎橋で「映画で旅するイタリア」開催

大阪・アメリカ村のシネマート心斎橋で、8月6日(土)より「映画で旅するイタリア2016」が開催。日本未公開作含むイタリア映画6作品を上映する。

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イタリア映画の翻訳、配給、本、絵本の翻訳などを中心にイタリア文化を紹介する団体・京都ドーナッツクラブが手掛ける、イタリア映画の特集上映イベント。2015年に初開催され、好評を博した。
今年は「映画で旅するイタリア2016」と題し、イタリア映画6作品をセレクト。渋谷のアップリンクでは4月から9月までの半年間、1カ月に1本のペースで上映していたが、大阪のシネマート心斎橋では、一気に連続上映する。

上映作品は『モスクでピッツァ!?』(2015年/92分)、『ローマの教室で~我らの佳き日々~』 (2012年/101分)、『俺は平凡イタリアン』 (2015年/97分)、『幸せのバランス』(2012年/107分)、『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』(2013年/92分)、『越境の花嫁』(2014年/98分)。
このうち、『モスクでピッツァ!?』『俺は平凡イタリアン』『越境の花嫁』の3作品は日本初公開となる。この初公開3作品については、京都ドーナッツクラブが買い付けと字幕制作を手掛けている。
イタリアの現状や社会問題を描くものが多く、コメディタッチの作品からドキュメンタリーまで様々な手法で、「イタリアの今」「現代のイタリア映画」を切り取るような特集上映となっている。

モスクでピッツァ
『モスクでピッツァ!?』
「ローマの教室で」
『ローマの教室で~我らの佳き日々~』
俺は平凡Iイタリアン
『俺は平凡イタリアン』

「イタリア映画の新作を1本でも多く観てほしい。面白いのに日本未公開だなんてもったいない」と語る、京都ドーナッツクラブ代表で、FM802DJの野村雅夫さん。
今回の特集企画については「スクリーンは世界に開かれた窓です。ローマ、ミラノ、ヴェネツィア。そこに映る景色と、人間模様。窓からのぞいていると、移民などのアクチュアルな社会問題もよく分かってきます」と解説。
「この夏、心斎橋から良い旅を。Buon viaggio! (ブオン・ヴィアッジョ)」と呼びかけている。

8月6日(土)16時45分からの『モスクでピッツァ!?』上映後、8月8日(月)18時45分からの『越境の花嫁』、8月12日(金)18時45分からの『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』のそれぞれ上映後には、野村雅夫さんによるトークイベントも行う。字幕の裏話や作品の背景などの解説もあるという。

「映画で旅するイタリア2016」は、8月6日(土)から14日(日)まで、大阪・アメリカ村のシネマート心斎橋で開催予定。料金は一般1,800円、大学生1,500円、シニア1,100円。

詳細情報
■開催日程
 8月6日(土)~14日(日)

■料金
一般1,800円、大学生1,500円、シニア1,100円

■映画館
シネマート心斎橋
大阪市中央区西心斎橋1-6-14ビッグステップビル4F、TEL 06-6282-0815

■サイト
映画で旅するイタリア2016
<映画で旅するイタリア2016>上映スケジュール
シネマート心斎橋