日本・イタリア映画の官能表現に迫るマル禁対談　京都で杉作Ｊ太郎さんがトーク

京都・河原町のチルコロ京都で、7月31日（日）に「チルコロ京都VS世界vol.6 野村雅夫VS官能表現（ゲスト：杉作Ｊ太郎）」が開催される。

野村雅夫さん（左）と杉作Ｊ太郎さん（右）

「チルコロ京都」は、京都・河原町にあるコワーキング＆イベントスペース。映画の配給や書籍の翻訳など、イタリア文化を日本に紹介する活動を続ける京都ドーナッツクラブが、2013年8月にオープンさせた。
スペース名の「チルコロ」とは、イタリア語で「サークル」の意味。イタリアの地方には、同名のカフェ兼集会所が数多くあるとのことで、「交流所として機能している素敵な場所。同じように『友達の友達』あたりの人たちが集う空間、輪が広がっていく拠点を作りたかった」という。

これまでも映画の上映会やライブイベント、ワインや日本酒、ウィスキーのイベントなど、多彩な企画を精力的に実施してきた。
また現在は、月曜から土曜までの夜、「イタリア食堂910」をオープン。京都を中心に日本各地から仕入れたこだわりの野菜を使った隠れ家的イタリアンとしても営業している。

今回は、「京都ドーナッツクラブ」のメインメンバーの1人で、FM802のレギュラー番組「Ciao! MUSICA」のDJや野村雅夫さんが司会に。昨年は東京国際映画祭でナビゲーターも務めた映画通の野村さんが、「チルコロ京都VS世界vol.6 野村雅夫VS官能表現（ゲスト：杉作Ｊ太郎）」と題したイベントを開催する。

チルコロ京都のメンバーが「世界を相手に森羅万象をぶった切るイベント」シリーズの第6弾で、「東西エロ映画対決」と題し、漫画家、ライター、映画監督の杉作J太郎さんをゲストに迎えたトークイベントを実施するという。当日は、日本映画、イタリア映画それぞれを例にとって、映像の官能表現に迫る。
「ポロリではなく、露出はないのに匂い立つような官能を愛でることができる映像表現に着目」するという今回のイベント。「映画批評界の項羽と劉邦、ついに対峙の時」とうたいあげ、「主にイタリア映画と日本映画のエロスを比較、分析していきます。古今東西どんな映画、どんな丸禁トークが飛び出すか、乞うご期待です！」と呼びかけている。