熊本の震災復興支援に　行定勲監督映画『うつくしいひと』大阪でチャリティー上映

熊本地震の発生を受け、行定勲監督、高良健吾さん、橋本愛さんら出演の熊本を舞台にした短編映画『うつくしいひと』のチャリティー上映が、大阪・九条のシネ・ヌーヴォで5月28日（土）から実施される。

『うつくしいひと』（2016年、39分）は、熊本を舞台にした短編映画作品。
『GO』『世界の中心で、愛をさけぶ』『北の零年』などを手がけた行定勲監督がメガホンをとり、監督の出身地である熊本で撮影が行われた。熊本出身の高良健吾さん、橋本愛さん、石田えりさん、政治学者の姜尚中さんらが出演。過去と現在が交錯するラブストーリーに仕上げた。
セリフも熊本弁。熊本地震前の各地の風景が記録されている。

2016年3月に熊本県で開催された菊池映画祭2016に、招待作品として上映された本作。その後、3月21日から公式サイトで無料配信が行われていたが、4月14日に発生した熊本地震を受け、復興を少しでも支援しようと各地でチャリティー上映がスタート。4月25日にはテアトル新宿でも上映された。今後も、各地でチャリティー上映が予定されているという。

関西でも、大阪・九条のシネ・ヌーヴォでの上映が決定。5月28日（土）から6月10日（金）の2週間にわたって上映される。入場料金は、映画業界関係機関への義援金に充当されるほか、期間中は募金箱の設置も行う。

『うつくしいひと』のチャリティー上映は、5月28日（土）から6月3日（金）までの各日11時～、6月4日（土）から6月10日（金）までの各日17時30分～、それぞれ上映予定。場所は、大阪・九条のシネ・ヌーヴォX。入場料金は1,000円。