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“光害と節電”考えて 十三で「光」描くドキュメンタリー

『ザ・シティ・ダーク 眠らない惑星の夜を探して』(87分、2011年)が9月29日(土)から、大阪・十三のシアターセブンで上映される。10月12日(金)まで。


(C) Wicked Delicate 2012. All rights reserved

『ザ・シティ・ダーク 眠らない惑星の夜を探して』は、星空の大切さと人工の光が及ぼす問題について、様々な専門家への取材を通して描いたドキュメンタリー映画。光を一日中浴びることで体が蝕まれる「光害」をはじめとして、人工的な光や照明のあり方、それが及ぼす生態系への影響について考察している。

今作はアメリカで制作された映画だが、日本での上映に関しては「エッセンシャルライト ジャパン プロジェクト」が企画。照明デザイナーの岡安泉さんらが立ち上げた同プロジェクトは、これからの時代に必要な都市の光環境とその手法について「考える+発言する」場のプラットフォーム化を目指している。
岡安さんは「この映画で明かされている現実は、今の日本の現状において、決して無関係とは言えない」と警鐘を鳴らす。東日本大震災で大規模停電が起きたことで、節電の問題が日本人にとって切実な課題になったと指摘。さらに、先進国で問題となっている「光害」についても言及し、これらについて「これからの日本の照明のあり方を、さまざまな活動を続けながら、長期的に考えていきたい」と述べている。


(C) Wicked Delicate 2012. All rights reserved

9月26日(金)は19時30分から、「震災以降の都市と光」と題したトークイベントを実施。映画上映後に、建築家で神戸大学准教授の槻橋修さんと岡安さんが対談を行う。1ドリンク付き2,000円、定員60名。
『ザ・シティ・ダーク 眠らない惑星の夜を探して』の上映期間は、9月29日(土)から10月12日(金)まで。場所は十三のシアターセブン。

■予告編

■上映日時
9月29日(土)~10月5日(金)
 20:40~
10月6日(土)~10月12日(金)
 11:30~

■料金
当日一般1,500円、専門・大学生1,300円、中・高・シニア1,000円

■上映場所
シアターセブン
(大阪市淀川区十三本町1-7-27サンポードシティ5階、TEL 06-4862-7733)

■サイト
シアターセブン
http://www.theater-seven.com/
『ザ・シティ・ダーク – 眠らない惑星の夜を探して』公式サイト
http://essentiallight.jp/thecitydark/