大阪・枚方に4DXシアター導入へ　姫路・万博などに続き関西4館目

大阪府枚方市のシネプレックス枚方が4DXシアターの導入を発表。アースシネマズ姫路、109シネマズ大阪エキスポシティなどに続いて関西では4番目、大阪では3番目の導入となる。
一部表記を修正しました。

4D体感系ライド型シアター「4DX」は、近年設置する映画館が増えているアトラクション型体験設備。映画のシーンに合わせて客席に水が飛んだり、霧や香りが立ち込めたり、椅子が動いたりするというもので、その他水や泡、雪など11の特殊効果を用いて臨場感のある映画体験を提供する。

これまでユナイテッド・シネマ（東京都品川区）が運営するシネコングループ「ユナイテッド・シネマ」では、ユナイテッド・シネマ豊洲やユナイテッド・シネマ札幌など全国4劇場で4DXを展開。今回、シネプレックス枚方をはじめとする6劇場で4DXを追加し、関西・九州地方にも利用者の拡大を図る。

関西では、2015年7月までは4DXを擁するシアターが存在しなかったが、7月24日に姫路に開業した商業施設「テラッソ姫路」に12スクリーンの「アースシネマズ姫路」がオープン。関西初の4DXシアターを備えたことで話題となった。大阪では10月23日にイオンシネマ四条畷で4DXが導入、さらに11月19日にグランドオープンする万博公園の「EXPOCITY」に、11スクリーンの「109シネマズ大阪エキスポシティ」がオープン予定。こちらは、次世代IMAXシアターと4DXシアターを両方導入する。今回発表されたシネプレックス枚方は、現在関西で4番目、大阪で3番目の4DXシアターとなる予定だ。

シネプレックス枚方の4DXシアター導入は、2015年12月の予定。12月18日（金）の『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』4DX版の上映が決定している。