今年も大阪・中津の公園で野外映画会　『ハーブ&ドロシー』上映

毎年夏に実施されている「夏の夜の野外映画会」が、今年も大阪・中津の豊崎南公園で7月25日（土）に開催される。無料、雨天時は翌日に順延。

大阪・中津の美容室「THE SALON」と、小児癌患者へのカツラを無償で寄付するNPO法人「JAPAN HAIR DONATION&CHARITY」が協同で企画した上映会。ヘアードネーション活動の認知を広げようと実施されてきた。THE SALONのコンセプトでもある「地域や社会の人々と誠実に関わっていきたい」をテーマに2012年にスタートし、今年で4回目となる。昨年夏の第3回は、雨天と台風上陸が連続し、残念ながら屋内での開催となった。

今回上映するのは、『ハーブ＆ドロシー アートの森の小さな巨人』（2008年、87分）。ニューヨーク在住のアートコレクター夫妻である元郵便局員ハーブと図書館司書のドロシーが主人公のドキュメンタリー映画だ。
彼らは豊かではないその生活の中、自費でアート作品を買い集め、自分たちのマンションに収蔵。その数は5,000点以上に及び、全米で多くの話題となったという。本作ではそのアート収集の模様と、そのすべてをアメリカ国立美術館に寄贈するまでを描き、ヒットを記録。多くのメディアがとりあげる中、全国50カ所以上で上映が行われた。

担当者はチラシで「夏の夜のひとときを、子供の頃を思い出して夕涼みがてら観に来ませんか？」と呼びかけている。

「夏の夜の野外上映会」は、7月25日（土）19時から、大阪の豊崎南公園で開催される。雨天時は翌日7月26日（日）に順延。
イスなどは準備されていないため、各自シートなどを準備すること。入場無料。