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関西初4DXの姫路シネコンは7月開業 メインシアターは映写室無し

JR姫路駅前に誕生する、関西初の4DXを備えた12スクリーンのシネマコンプレックスに続報。7月24日開業予定、メインシアター「ウシオプレミアムシアター」は映写室をなくした最新設計に。

ウシオ

JR姫路駅前に7月24日に開業する商業施設「テラッソ姫路」。その4階から7階が、映画館「アースシネマズ姫路」として運営される。運営は、シネ・パレス山陽座などを手がけるハリマ企業株式会社。日本最大級となる12スクリーンを擁するシネマコンプレックスで、合計約2,000人が収容可能に。体感型ライドシアター「4DX」が関西で初の導入となることなどから、大きな話題を集めていた。ちなみに4DXシアターは、2015年秋に向けて大阪府吹田市万博記念公園内に建設されている複合施設「EXPOCITY」内にオープン予定の「109シネマズ大阪エキスポシティ」が、関西初となる予定だったが、「アースシネマズ姫路」はそれを上回る速さで関西初となった。
ちなみに最初の4DX上映は、7月4日(土)公開予定の『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』となった。

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関西初の4DXが誕生

メインシアターとなる9番スクリーンは、ウシオ電機がネーミングライツ権を取得し、「ウシオプレミアムシアター」という名称に。映写室をなくしたブースレス設計を採用し、シアター内のレイアウトに柔軟性を持たせる。座席数は338席、プラス車イススペース2席。高解像度4Kのデジタルシネマプロジェクタやハイエンドのスピーカシステム「クリスティ・ヴィヴオーディオ」(近畿初導入)も設置される。ウシオ電機社長は、「姫路の皆さまには、この機会に世界最高水準の設備を備えたウシオプレミアムシアターで、映画をご堪能いただければ幸い」と呼びかけている。

また他のスクリーンでも、“動くオーディオ”と称され、リアルな音響を演出する「ドルビーアトモス」を導入するほか、全座席にはワンランク上のシートが配置され、高級な映画体験を提供するという。

テラッソ
「テラッソ姫路」完成予想図

テラッソ姫路は、2015年7月、JR姫路駅前にオープン予定。1階から3階までは、スーパーマーケット、サービスショップ、生活雑貨・ファッション雑貨、アウトドアショップ、レストランなど約30店舗が入る。