AV撮影舞台裏のドタバタコメディ　『メイクルーム』大阪九条で上映へ

実際のAV女優も多数出演する、AV撮影現場の舞台裏を描いたドタバタコメディ『メイクルーム』が、東京など各地で上映中。関西では、大阪のシネ・ヌーヴォで6月下旬から3週間上映される。

2010年に舞台で上演されたワンシチュエーション・コメディの映画化版。アダルトビデオ撮影現場のメイクルームを舞台に、ヘアメイクの主人公がアダルトビデオ女優やスタッフに振り回される1日を描いた。2015年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭オフシアター・コンペティション部門で、グランプリを受賞した。

主演は、『へんげ』でヒロインを務めた森田亜紀さん。
実際に人気のAV女優・川上奈々美さん、伊東紅さん、栗林里莉さんらが出演し、泣き虫の新人女優やわがままな女優、一世を風靡して引退した後に企画単体女優として出戻ってきた女優などを演じている。
他にも、「ウザったい監督」や「あやしい男優」「熱すぎるカメラマン」「無口な音声」「他人任せな助監督」「テキトーな社長」などがワンシチュエーションコメディを盛り上げる。
監督は1000本以上のアダルトビデオを手がけてきたAV監督の森川圭さん。「この映画はフィクションです！実在の人物や団体などとは全く関係ありません！！」という文句が目を引く。