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姫路のシネマ窟が20回目 真利子・入江・冨永3監督の短編上映

姫路のインディーズ映画定期上映会「シネマ窟」が20回目に。仙台短編映画祭の企画で制作された真利子哲也さん・入江悠さん・冨永昌敬さんの短編映画が2月21日(土)に上映される。

シネマ窟20top

「シネマ窟」は、兵庫県・姫路市で定期的に開催されている映画上映イベント。姫路シネマクラブが運営している。商業作品とは一線を画するインディーズ映画にスポットライトを当て、毎回テーマを設定。それに合わせた作品を上映してきた。2カ月に一回のペースで開催され、次が20回目となる。

今回のテーマは「新しい日常 仙台ラブストーリー~愛のある風景~」。東日本大震災のあと、仙台短編映画祭で「311 明日」というタイトルで41人の監督が短編映画を作り上げた。その2年後の2013年に、せんだい・宮城フィルムミッションと連携し、新作を企画。同映画祭にゆかりの深い気鋭の監督3名が選出された。
ももいろクローバー主演の『NINIFUNI』などを手がけた真利子哲也さん、『サイタマノラッパー』『日々ロック』『ジョーカーゲーム』などの入江悠さん、『パビリオン山椒魚』『パンドラの匣』などの冨永昌敬さんの3名が、短編を制作した。

上映作は、真利子監督の『宿木』、入江監督の『狂人日記』、冨永監督の『悪友の面影』の3作品。

宿木
『宿木』(C)仙台短篇映画祭2013
狂人日記
『狂人日記』(C)仙台短篇映画祭2013
悪友の面影
『悪友の面影』(C)仙台短篇映画祭2013

同イベントを手がける姫時シネマクラブ運営委員の竹中さんは「いわゆる『ご当地映画』の枠を大きく飛び越えた作品」と太鼓判を押す。また上映後には、この企画に携わった仙台短編映画祭関係者と、スカイプでトークを実施する予定。作品制作の経緯や制作中のエピソードなどについて話をうかがう。

「シネマ窟Vol.20 新しい日常 仙台ラブストーリー」は、2月21日(土)の19時から、兵庫県・姫路市の納屋工房で開催予定。当日料金のみ1,000円、姫路シネマクラブ会員は800円。

詳細情報
■開催日程
2月21日(土)
 19時開始

■料金
当日1,000円、姫路シネマクラブ会員800円

■開催会場
納屋工房
姫路市本町68大手前第一ビル4F、TEL 079-263-7878

■サイト
シネマ窟Vol.20 新しい日常 仙台ラブストーリー
シネマ窟