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“夜の仕事”のドキュメンタリーが公開 書店提携フェアも

ドキュメンタリー映画『眠れぬ夜の仕事図鑑』(94分)の公開がシネ・リーブル梅田でスタートした。ジュンク堂書店では提携フェアも。


(c) 2011 Nikolaus Geyrhalter Filmproduktion GmbH

『眠れぬ夜の仕事図鑑』は、ヨーロッパ10カ国で14ヶ月間撮影した「夜に活動する人々の姿」を集めたドキュメンタリー映画。国境警備や戦闘機エンジニア、ビール祭りのホールスタッフ、自殺防止ホットラインの相談員、売春宿の風俗嬢、火葬場職員、空港の掃除人など、さまざまな人の姿がスクリーンに映し出される。“夜”にスポットを当てながら、現代社会の一側面を考察する作品となっている。

監督は、食べ物が大規模製造されている様子を描き、話題となった『いのちの食べかた』(92分、2006年)のニコラス・ゲイハルター。
同氏は今作について「私は、人々が普段意識的にブロックしていることの背景で起きていることに対して、理解をしてもらいたいと思っています。この映画が起爆剤、もしくは議論のきっかけとして意識を傾けるきっかけになればと思います」(同作パンフレットより抜粋)と述べている。

また本作の公開に合わせ、ジュンク堂書店大阪本店(堂島アバンザ)にて、「真夜中の文学フェア」が開催中。『アフターダーク』(村上春樹)、『真夜中のピクニック』(恩田陸)など“夜”にちなんだ本を特集している。対象書籍購入者には、先着で本作の劇場鑑賞券(シネ・リーブル梅田のみ有効)、本作特製アイマスクをプレゼントする。期間は上映終了までを予定。


ジュンク堂書店大阪本店が「真夜中の文学フェア」を実施

シネ・リーブル梅田で現在公開中。元町映画館は9月8日(土)から。京都みなみ会館は9月22日(土)から上映スタート。

■上映日時
シネ・リーブル梅田 8月25日(土)~
元町映画館 9月8日(土)~
京都みなみ会館 9月22日(土)~

■会場
シネ・リーブル梅田
(大阪市北区大淀中1-1-88 梅田スカイビルタワーイースト3F、TEL 06-6440-5930)

元町映画館
(神戸市中央区元町通り4-1-12、TEL 078-366-2636)

京都みなみ会館
(京都市南区西九条東比永城町79、TEL 075-661-3993)

■サイト
『眠れぬ夜の仕事図鑑』公式サイト
http://nemurenuyoru.com/
シネ・リーブル梅田
http://www.ttcg.jp/cinelibre_umeda/
元町映画館
http://www.motoei.com/
京都みなみ会館
http://kyoto-minamikaikan.jp/