文化庁メディア芸術祭新人賞を受賞した手描きアニメーション作家・鋤柄真希子さんの作品上映会とトークイベントが、大阪・心斎橋のアジアンティー一茶で11月9日(日)に開催される。
鋤柄真希子さんは、大阪府出身のアニメーション作家。
チェコに留学後、京都工芸繊維大学院を卒業。学生時代に制作した『蜉蝣』(2008年)が、三鷹インディーズアニメフェスティバルで審査員賞を受賞。その後も『雪をみたヤマネ』(2010年)、宮沢賢治の短編をアニメ化した『やまなし』(2011年)などを手がけ、高い評価を得ている。最新作『カラスの涙』(2013年)は、文化庁メディア芸術祭で新人賞に輝いた。
今回はこの3作品、『雪をみたヤマネ』『やまなし』『カラスの涙』を上映。鋤柄真希子さんが来場し、観賞者に向けたトークも実施する。チェコ留学や海外上映の経験、アニメ制作の過程や技法などについて話す予定だという。
同プロジェクト担当者は「お気に入りのお茶をいただきながら、あたたかな雰囲気の中での上映会となります。お子様連れや手描きアニメーションに興味のある皆さまのご来場をお待ちしております」と呼びかけている。
開催日程は11月9日(日)、11時からと18時からの2回実施される。場所は大阪・心斎橋の「アジアンティー一茶 心斎橋茶寮」。
今後は、11月23日(日)に京都工芸繊維大学で上映。その後、広島、山口、長野、新潟、高松、鳥取などで上映会を行っていく予定だという。
『カラスの涙』予告編 |
詳細情報 |
■開催日程 11月9日(日) 10時30分開場、11時~12時 17時50分開場 18時~19時 ■料金 ■開催会場 |