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KINENOTEが映画館利用ランキング発表 関西は梅田2館が健闘

キネマ旬報社が運営するKINENOTEが10月8日(水)、2014年9月末までの映画館鑑賞ランキングと、ユーザー数ランキングを発表した。関西からはテアトル梅田、TOHOシネマズ梅田がランクイン。

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KINENOTEのfacebookページより

「KINENOTE」は、老舗の映画情報雑誌「キネマ旬報」が運営する、映画鑑賞記録を中心としたウェブサービス。観た映画の記録や感想をパソコンやスマートフォンから登録し、振り返ることができるというもので、他人の感想なども参考にすることができる。
今回「KINENOTE」では、ユーザーが利用する映画館の傾向を算出。サービス立ち上げ時の2012年から今年2014年9月29日(月)までの情報をもとにしたランキングトップ10を発表した。
まず、「鑑賞記録の多いランキング」では、東京都豊島区東池袋にある名画座「新文芸坐」が1位に。過去の話題作や名作が2本立てで低料金で鑑賞できることもあり、一番の人気となった。
つづいて、2位に東京都渋谷区の名画座「シネマベーラ渋谷」、3位に新宿区のシネコン「新宿ピカデリー」。その下に、TOHOシネマズ六本木、TOHOシネマズシャンテ、テアトル梅田、早稲田松竹、新宿バルト9、TOHOシネマズ梅田、キネマ旬報シアターと続く。ミニシアター系・名画座系も多く、KINENOTE利用者からの人気の高さをうかがわせた。
関西圏からは、6位のテアトル梅田、9位のTOHOシネマズ梅田がランクインした。

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6位のテアトル梅田

また、「映画館UU数ランキング」もあわせて発表。これは会員ユーザーが映画鑑賞記録をつける際に劇場を登録した数をもとに算出されるもの。同じユーザーが何回つけても1回としてカウントされる。
こちらは1位が新宿バルト9、2位が新宿ピカデリー、3位がTOHOシネマズ六本木となった。以下、TOHOシネマズシャンテ、新宿武蔵野館、ヒューマントラスト渋谷、ヒューマントラスト有楽町、TOHOシネマズ渋谷、ユーロスペース、TOHOシネマズ日劇という順位に。映画ファンの人口や、もともとの母数の違いからか、関西圏からはランクインされなかった。

詳細情報
■鑑賞記録の多いランキング
1位 新文芸坐(東京都豊島区)
2位 シネマベーラ渋谷(東京都渋谷区)
3位 新宿ピカデリー(東京都新宿区)
4位 TOHOシネマズ六本木(東京都港区)
5位 TOHOシネマズシャンテ(東京都千代田区)
6位 テアトル梅田(大阪市北区)
7位 早稲田松竹(東京都新宿区)
8位 新宿バルト9(東京都新宿区)
9位 TOHOシネマズ梅田(大阪市北区)
10位 キネマ旬報シアター(千葉県柏市)

■映画館UU数ランキング
1位 新宿バルト9(東京都新宿区)
2位 新宿ピカデリー(東京都新宿区)
3位 TOHOシネマズ六本木(東京都港区)
4位 TOHOシネマズシャンテ(東京都千代田区)
5位 新宿武蔵野館(東京都新宿区)
6位 ヒューマントラスト渋谷(東京都渋谷区)
7位 ヒューマントラスト有楽町(東京都千代田区)
8位 TOHOシネマズ渋谷(東京都渋谷区)
9位 ユーロスペース(東京都渋谷区)
10位 TOHOシネマズ日劇(東京都千代田区)

※ともに2014年9月29日までの集計結果

■サイト
KINENOTE