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性にまつわる映画で「枠をこわそう」 大阪・豊中で関西クィア映画祭

性にまつわる暮らしや生き方をあつかった映画を上映する「関西クィア映画祭2014」が、10月17日(金)から大阪府豊中市で開催される。

クィア映画祭top

「関西クィア映画祭」は、2005年7月にスタートした映画上映イベント。東京で以前より開催されていた「東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」をうけ、「関西にもこういった文化を紹介できる場を作ろう」という思いで始動した。
名称の「クィア」とは、もともと性に関して「普通ではない」と考えられている人々への蔑称。それをあえて自らが冠することで、「ひとりひとりが自分の性や生き方を選び決めていこう、規範の押し付けに反対しよう」というメッセージを込めたという。また第3回以降は「タイヘン×ヘンタイ」というキーワードも継続している。
「同性愛」「性同一性障害」だけでなくトランスジェンダー(出生時に振り分けられた性別とは異なる性別で生きようとする人。性同一性障害も含む)やバイセクシャル、インターセックスなどセクシュアルマイノリティを扱った映画を上映している。

今回は短編・長編含めて17作品を上映。ドキュメンタリーから劇映画まで、多彩な作品が集結した。国も幅広く、アメリカ、ドイツ、スイス、メキシコ、台湾、スウェーデンなどの作品が集められた。2014年アカデミー賞で外国語映画賞を受賞した『少女は自転車に乗って』(2012年、97分)も上映。また日本からは、ロビン西原作、西尾孔志監督作『ソウル・フラワー・トレイン』(2013年、93分)などが選ばれている。

少女は自転車にのって
『少女は自転車に乗って』(C)2012, Razor Film Produktion GmbH, High Look Group, Rotana Studios All Rights Reserved.
ソウル・フラワー・トレイン
『ソウル・フラワー・トレイン』(C)ロビン西/エンターブレイン

今回のテーマは「枠をこわしてワクワクする秋」。実行委員たちは、「恋愛や性欲の『好き』だけでない、私たちにはたくさんの『好き』があります。枠をこわしてワクワクし、誰もが幸せに『好き』を味わえる挑戦をしてみませんか?」とPR。「日々の人間関係の中で、お互いのありのままを受け止め『それがあなただよ、そしてこれが私だよ』といえる自由を手に入れるために!」と熱く呼びかけている。

関西クィア映画祭2014は、10月17日(金)から10月19日(日)までの3日間、大阪府豊中市のとよなか男女共同参画推進センターすてっぷで開催される。会場の向いの部屋では、映画の資料展示や交流スペース、カフェ営業なども行う。

詳細情報
■開催日程
10月17日(金)~10月19日(日)

■料金
・前売
1回券1,300円、3回券3,500円、フリーパス10,000円

・当日
1回券1,600円、3回券4,000円、フリーパス12,000円

■開催会場
とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ
大阪府豊中市玉井町1-1-1

■サイト
関西クィア映画祭2014