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アニメ作家の個性と情熱に触れる1日 大阪・玉造で短編アニメフェス

PEASが手がけるインディーズアニメの祭典「アニメーションファクトリーフェスティバル2014」が、大阪・玉造で9月14日(日)に開催へ。力作34本が一挙上映される。

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PEASは、大阪を拠点に活動するアニメ制作・上映チーム。2010年より大阪・北堀江のアートショップ&ギャラリー「ART HOUSE」にて、アニメ作品の定例上映会をスタート。国内のインディーズアニメーション作家たちの作品を披露する場を作りつづけてきた。毎月欠かさず開催され、2014年8月には47回に。今まで多くの作品を扱ってきた。
また作品づくりにも尽力。ミュージックビデオや映画館内CM、MBS「せやねん!」オープニングアニメなど、多くの映像作品を制作している。

アニメーションファクトリーフェスティバルは、このPEASが定例会と同じく2010年より毎年手がけている大規模な上映イベント。PEASメンバーが薫陶を受けた、世界的に有名なアニメーション作家・相原信洋さんの呼びかけでスタートした催しで、年1回のペースで実施されており今年で5回目となる。過去には、NHKのクレイアニメ「ニャッキ!」作者の伊藤有壱さんの出品もあった。

今回選出されたのは、手描き、CG、水彩、コマ撮りなど多様な手法で制作された短編アニメーション作品34本。AからCの3つのプログラムに分けられ、上映される。中にはPEASメンバーが制作した作品も。どれも、PEASがオススメする力作たちだ。
また合間には、毎年実施され、人気を博している「人間コマ撮りワークショップ」も。参加者たちを1コマ1コマ動きながら撮影し、それをつなげて1つのアニメーションとして完成させるというもので、AプログラムとBプログラムの間に実施され、Cプログラムの最後には観ることができる。
また、トークセッションも実施。短編アニメーションを作り、見せるということをテーマに、トークが行われる。

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多彩な作品が上映される

さらに会場では、ART HOUSEによる雑貨販売や、特製あげピザを手がける「バカンス食堂」のフード出店も実施予定。その場で腹を満たすことができるのもありがたい。

「アニメーションファクトリーフェスティバル2014」は、9月14日(日)の11時から開催予定。各プログラムでの上映作品は、公式サイトを参照してほしい。
会場は、JR玉造駅徒歩5分、地下鉄玉造駅徒歩6分の玉造さんくすホール。料金は1プログラム800円、1日通し券1,500円。ワークショップ、トークセッションはチケット購入客は無料で参加可能。

劇場アニメやテレビアニメでは味わえない、インディーズアニメの魅力をぜひ。
短編アニメに込められた作家たちの世界を堪能し、アートとエンタメの境にある個性のきらめきを体感しよう。

詳細情報
■開催日程
9月14日(日) 11時~19時10分
 11時~12時30分 Aプログラム
 13時30分~14時30分 ワークショップ
 14時50分~16時20分 Bプログラム
 16時40分~17時25分 トークセッション
 17時40分~19時10分 Cプログラム

※東京では10月25日(土)に渋谷のデザインフェスタギャラリーで開催予定。

■開催会場
玉造さんくすホール
大阪市東成区中道3-14-17

■サイト
アニメーションファクトリーフェスティバル2014
PEAS
ホッと一息アニメ