塚口サンサン劇場の改革10年を記した人気連載! 書籍も発売中!

連載コーナーはこちら

大阪のCO2が新展開 助成映画企画と俳優特待生を同時募集

大阪の映像制作支援事業「シネアスト・オーガニゼーション大阪」(CO2)が、最大60万円の助成が受けられる映画企画と、新企画となる俳優特待生を募集中。ともに8月4日(月)まで。

CO2募集

シネアスト・オーガニゼーション大阪(通称CO2)は、2004年よりスタートした、大阪での映像制作者の支援と映像文化の発信を目的とするプロジェクト。毎年映画企画を募り、助成金やその他バックアップ体制によって選出された作品の撮影から編集、そして上映までを行うというもの。2011年より、大阪アジアン映画祭と連携し、プレミア上映を行ってきた。
過去の出身者は、石井裕也(『舟を編む』『ぼくたちの家族』)、横浜聡子(『ウルトラミラクルラブストーリー』)、三宅唱(『Playback』)、リム・カーワイ(『Fly Me to Minami~恋するミナミ』)ら。

第11回となる今回、新企画として「俳優特待生制度」をスタート。オーディションで選ばれた5名は、CO2の俳優ワークショップが無料で受講できるほか、うち1名はCO2の助成映画企画の主演に抜擢されるというもの。条件は、ワークショップへの5回以上参加や、主演と決定された際の出演が可能なことなど。

CO2募集3

さらに例年通り、助成企画作品も募集。最大60万円の助成金や機材協力などを受けられる映画企画を広く募っている。今回は、長編劇映画デビューとなる人を対象にした「新人公募枠」と、商業映画製作経験者でも応募可能な「俳優特待生起用枠」の2種の枠を設定。後者は、先述の特待生俳優を主演に迎えての映画制作となる。
採用人数は、新人公募枠は2名、俳優特待生起用枠は1名。

また、俳優ワークショップだけでなく、映画基礎講座や脚本ワークショップ、映画制作オリエンテーションなど、映画制作を志す人に向けたさまざまな講座も予定されている。

助成企画と俳優特待生の応募〆切は、それぞれ8月4日(月)。ともに必着。俳優特待生は書類選考後、8月17日(日)にオーディションを、大阪・十三のシアターセブンで実施する。

詳細情報
■募集日程
8月4日(月)まで
※必着

■実施日程
・俳優特待生オーディション
 8月17日(日)

■サイト
第11回シネアスト・オーガニゼーション大阪
助成作品募集
俳優特待生オーディション