塚口サンサン劇場の改革10年を記した人気連載! 書籍も発売中!

連載コーナーはこちら

『ストロボライト』関西再上映が開始 七芸で監督・出演者が登壇

大阪・十三の第七藝術劇場で映画『ストロボライト』の再上映がスタート。5月18日(日)には片元亮監督、出演者の福地教光さん、松本壮一郎さんが登壇し、舞台あいさつを行った。

ストロボ挨拶_劇場前
左から、片元亮監督、福地教光さん、松本壮一郎さん

映画『STROBE LIGHT』(ストロボライト、2013年、120分)は、兵庫県伊丹市を中心に制作された、サイコサスペンス映画。23年前の殺人事件の謎を追う主人公の刑事が、過去の傷と記憶の混乱の中で、事件の真実にたどりつくという物語で、刑事物のサスペンスを軸に、主人公と恋人のラブストーリーをからませている。
2013年秋から大阪のシネ・ヌーヴォ、京都シネマ、宝塚のシネ・ピピアと関西3館で上映。少し間をおいて、今回再び関西での上映がスタートした。

5月18日(日)は監督の片元亮さんと小林刑事を演じる福地教光さん、精神科医・松岡新一役の松本壮一郎さんが登壇。映画制作の裏側などをトークした。
監督らは、もともと3カ月の予定だった撮影が大幅に伸びた話や、エアコンをきった夏の室内で、冬のコートを着込んだシーンを撮影したという苦労話を披露。
伊丹市の全面協力がありがたかったという例として、雨のシーンを撮るために消防署の放水車が駆け付けてくれたエピソードも紹介された。

ストロボ挨拶_3人

サスペンス映画でもあることから、「謎解きの要素もたくさんあります。初見ですべての伏線を回収しようというのは無理な映画になってるはずです」と片元監督。「2回・3回と観ていただいたり、パンフレットの事件調書を読み解くことで、新たな発見がたくさん出てきます」とアピールした。

「これから全国でこの映画の名前を広めていきたいと思っています。少しでも多くの人にお伝えいただければ」と呼びかける片元監督。福地さんは「インディーズ映画なので、宣伝にお金をかけることは難しい。観てくれたお客さんの口コミがとても大事なので、ぜひご協力ください」と話した。
さらに福地さんは、先日十三駅前で起きた火事についても言及。好きだった店も焼けてしまったといい、「みなさんが第七藝術劇場に足を運んでいただくことで、街自体も活性化します。その気持ちを持って、ぜひこの映画に参加してくれれば」と呼びかけた。

舞台あいさつ終了後は、ロビーで3人のサイン会も実施。多くのファンが列をなしていた。

ストロボ挨拶_サイン列
サインに並ぶ観客たち

映画『ストロボライト』は、大阪・十三の第七藝術劇場で5月29日(木)まで上映中。片元監督らの舞台あいさつも毎日予定されている。
その後は、京都みなみ会館で6月14日(土)から6月22日(日)まで、神戸の元町映画館で7月の上映も予定。

以下に、監督らの動画メッセージも掲載する。

1分間PR

■サイト
『ストロボライト』公式facebookページ
https://www.facebook.com/strobelightmovie
『ストロボライト』公式サイト
http://www.strobelight-movie.com/
伊丹発のサイコサスペンス『ストロボライト』 京阪神を再び巡回上映[ニュース]
http://www.cinepre.biz/archives/12741